今年のヴィーニ・ジャポンのテーマは、「自然派ワインがもっと好きになる」。
1月30日、原宿の会場で多くの自然派ワインを試飲し、新井順子さんにもお会いすることが出来た。
そのせいか、自然派ワインへの関心が高まったようだ。
『ジャッジョーロ銀座』でのこと。
最近はリストに載っていないワインを支配人と相談して飲んでいるが、今夜は自然派ワインを飲むことに。
選んだワインは、ドメーヌ・ド・シャソルネイのサン・ロマン、スー・ロシュ、2006年。
新井さん一押しのワインであり、ブルゴーニュで最も注目を集める新進ドメーヌ。
ドメーヌ・ド・シャソルネイは、フレデリック・コサール氏がサン・ロマン村に1996年に創設したワイナリー。
コサール氏は、ブルゴーニュでは数少ないビオディナミスト。
一日の大部分をぶどう畑で過ごすといわれている。
畑を馬で耕し、熟したぶどうのみを手摘みで収穫し、破砕は足踏み。
天然酵母を使用し、補糖は行わず、二酸化硫黄の酸化防止剤は一切使用しないという徹底ぶり。
その味わいは柔らかく自然で、ぶどうの可能性を最大限に引き出した、素晴らしい出来栄え。
ブルゴーニュが大好きでそこそこのワインでは満足しない彼女も、シャソルネイのサン・ロマンは大いに気にいったとのこと。
2006年は飲むにはまだ少し早すぎたかもしれないが、まさに自然派の素晴らしさを実感できるワインでした。