今夜は広東料理。
フカヒレスープを求めて再び南京東路へ。
『新雅号菜館』は、全国十指に入る特級料理店に選ばれたことのある広東料理の名店。
開店時間前に行ったが、既に店の入り口は黒山の人だかり。
かろうじて席を確保し、店の名物料理を頼む。
まずは、新雅風むきエビの塩炒め。
プリプリのエビの食感がたまらなく良い。
この料理も、店の定番メニューである。
そして、野菜料理は、タチナタマメとジャガイモのオリーブ・ソース炒め。
タチナタマメのしっとりとしながら、同時にこりっとした歯ごたえが素晴らしい。
実は、フカヒレだけのスープを注文しようとしたのですが、店のフロア・マネジャーの強いお勧めで、蟹肉入りフカヒレ・スープに変更しました。
これが大正解。
トロトロの素晴らしいフカヒレと蟹肉の組合せは絶妙で、忘れられない逸品でした。
ダイナスティ(王朝)、グレートウォール(長城)とくれば、今夜はチャンユ(張裕)しかありません。
これで、中国三大ワインを飲んだことになります。
今夜のワインは、チャンユ、カベルネ・ソーヴィニヨン・プレミアムで、今回の旅行中では一番高価なワイン。
でも、NV(ノン・ヴィンテージ)です。
味は、渋みが強い割にはぶどうの果実味と酸味が少なく、むしろ価格の安い王朝や長城の方がバランスが良いようです。
最後はビーフン。 本来は炒飯か汁そばを食べるべきなのですが、お腹がいっぱいで、軽いビーフンを選んでしまいました。