上海 4 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


今夜は広東料理。


フカヒレスープを求めて再び南京東路へ。


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『新雅号菜館』は、全国十指に入る特級料理店に選ばれたことのある広東料理の名店。



開店時間前に行ったが、既に店の入り口は黒山の人だかり。





かろうじて席を確保し、店の名物料理を頼む。




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まずは、新雅風むきエビの塩炒め。



プリプリのエビの食感がたまらなく良い。


















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続いて、牛肉のオイスターソース炒め。



この料理も、店の定番メニューである。







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そして、野菜料理は、タチナタマメとジャガイモのオリーブ・ソース炒め。


タチナタマメのしっとりとしながら、同時にこりっとした歯ごたえが素晴らしい。




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そして今夜のお目当てのフカヒレ・スープ。


実は、フカヒレだけのスープを注文しようとしたのですが、店のフロア・マネジャーの強いお勧めで、蟹肉入りフカヒレ・スープに変更しました。


これが大正解。


トロトロの素晴らしいフカヒレと蟹肉の組合せは絶妙で、忘れられない逸品でした。











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そしてワインは、今夜も中国産。


ダイナスティ(王朝)、グレートウォール(長城)とくれば、今夜はチャンユ(張裕)しかありません。


これで、中国三大ワインを飲んだことになります。


今夜のワインは、チャンユ、カベルネ・ソーヴィニヨン・プレミアムで、今回の旅行中では一番高価なワイン。


でも、NV(ノン・ヴィンテージ)です。


味は、渋みが強い割にはぶどうの果実味と酸味が少なく、むしろ価格の安い王朝や長城の方がバランスが良いようです。










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最後はビーフン。 本来は炒飯か汁そばを食べるべきなのですが、お腹がいっぱいで、軽いビーフンを選んでしまいました。



















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特選ウーロン茶を飲みながら、満足感に浸った夜でした。