ホテルの楽しみは、やはり朝食!
特に、中国や東南アジアのホテルは、世界各国の味を堪能することができ、欧米のホテルに較べ、得した気分。
今朝は、ウェスタン。
焼きたてのオムレツにカリカリのベーコン。
ホットケーキには禁断のチョコレート・ソース。
後でフィットネスに行くからと、今日は摂取カロリーに目をつぶる。
サラダは大きな木のボウルに多くの種類の野菜を詰め込みます。
そして干しブドウとアーモンド・スライスをたっぷりトッピング。
毎朝、干した果物と木の実は必ず摂ることにしています。
それに、一日30種類以上の食品を。 今日は、朝食だけで30種類を超えました。
上海のレストランで気がついたこと。
昨夜のお店でも、大人数の家族や友人たちで来店しているのはほんの3~4組。
他の10幾つのテーブルは、全てツーショット。
始めて上海を訪れた頃に較べれば、上海では確実に核家族化が進み、料理も小皿で出すところ増えました。
旅行者にとっては、多くの種類の料理を楽しむことができ、嬉しいことです。
次に驚いたのが、二人連れは四人掛けのテーブルでも並んで座ること。
これは新しい発見でした。
私達が席に着こうとしたときも、店員さんが並んだ二つの椅子を引いてくれましたが、私はそれを無視して彼女の前に着席しました。
ところが改めて店内を眺めてみると、ほとんどのテーブルで客は二人並んで座り、店の一番奥に座った私とは向かい合わせの位置に居るのです。
これはなんとも居心地が悪い。
少しすると、右のテーブルに若い二人連れが来ました。
彼が彼女の向かいの席に座ろうとすると、彼女は手袋をさっと外し、彼が座ろうとした椅子の上に投げました。
彼は苦笑いをすると、彼女の隣の席に、並んで座りました。
次に左隣のテーブルに、中年の二人連れが来ました。
旦那さんが奥さんの隣に座ろうとすると、奥さんは鋭い視線で遮り、向かいの椅子を指差しました。
彼は慌ててテーブルを回り込み、向かいに着席したのです。
なるほど、私たちも冷めた関係と勘違いされたのかもしれません。
でも、並んで座ると手をつなぐことはできても顔を眺めるには不便です。
やはり食事は向かい合わせが良いですよね。
ところで、右隣のテーブルの女性は、左手でぎこちなく食事をしていました。
良く見ると、右手は彼の左手をしっかり握っていました。
上海では、好きな彼を逃がさないためには、左手で食事をする練習が必要なようです。