川之江のワイン | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


愛媛県の川之江に来た。




私が学校で習った時は川之江市だったが、今は四国中央市という味わいの無い名前になってしまった。




川之江市と伊予三島市と土居町が合併し、四国中央市になったのだそうだ。




この辺りは四国山地の扇状地であり、良い伏流水が流れている。




そのため、良い酒が造られている。




だから、川之江という名前が美しいのだ。




夕方到着し、近くの洋風居酒屋に夕食を食べに行った。



CHICという名前の店で、チーズフォンデュを準備してくれた。



ところが、メニューにはワインが無い。



あるのは、ビールやサワー、カクテルばかり。



仕方ないので生ビールを注文し、ついでにワインは置いていないのですね、と店のご主人に確認する。



すると、何があるかわかりませんが、実家の酒屋がすぐそばなのでちょっと走って取ってきますとのこと。



そこで、出来るだけ良い赤を二本持ってきてくれるように頼む。


届いた一本目は、ポルトガルのニーポート社が造る自信作、エト・カルタ・ドウロ、2007年。


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ニーポート社が日本向けに造るボトルで、エチケットのデザインは清水麻紀氏。



エト・カルタを持ったネズミが、十二支の動物の元を旅するという図柄だ。



もうお気付きと思うが、エト・カルタという名前は、そう、干支のカルタなのだ。



トウリガ・フランカ等の地ぶどうを用いた、なかなかしっかりしたボディのワインで、チーズフォンデュに良く合う。



二本目は、テヌータ・ディ・ノッツォーレのキャンティ・クラシコ・ラ・フォッラ。


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ご存知のとおり、イタリア、トスカーナ州のワインであり、ぶどうはサンジョヴェーゼである。



それほど重くはないが、充分に楽しめる赤である。



出張中なので彼女に会うことはできない。




でも、仲間と気軽に飲むワインはまた別の意味で楽しい。



今夜のワインを、彼女に報告する楽しみもある。


実家に走っていって、ワインを持ってきてくれたご主人に感謝、感謝の夜でした。