蛙の恥ずかしい話 | ブラウンの熊たち

ブラウンの熊たち

ブラウン大学在学中の日本人学生(熊たち)がブラウン大学のクレイジーな日常生活をあなたに届けるぜ!


今日のミーティングに入りました。

蛙:「こんにちは!!」

数人:「こんにちは!」

・・・

カノ:「蛙ってどこをするんだっけ?」

蛙:「工学のレクチャーのところに僕のパーソナルストーリーを入れるでしょ?」

タカ:「うん、そうだけど、もっと短くしなきゃ」

蛙:「オッケー!」

・・・

タカさんと一緒に短くしたプレゼンをみんなに発表したら、

「なんか足りない。。。」

「~~~のビデオがもったいない。。。」
(内容をばらしたくないですw)

やっぱりw

フィードバックをみんなに手渡されました。





そして、最後に、タカさんが書いてくれたメモ:



「             カイル             

あとでもう一回
  考えましょう。
 ゴメンよ m( _ _ )m
                  タカ              」



結局、札幌、新潟、大阪で発表したパーソナルストーリーをほとんどそのまま発表することになりました。











いよいよですね!!!



ということで、






あさって、

400人の前で




外国語
発表することを、



怖がりつつ



楽しみにしている



でございます。



どうも。
今日は、USCANJの説明会までの最後のミーティングとなりました。

僕はようやく友達の家に帰って、
少し休んで、
KENMIN SHOWを見ながら晩御飯を食べて、
そしてこのブログの記事を書いています。


「日本での考え事」みたいなブログをいつでもできるけど、説明会の経験について書くのは今が一番だと思います。

ですから、この冒険について話してみたいと思います。











「ブラウンに入ってる日本人の中で
ブログを始めようと思ってるけど、
一緒にやらない?」


僕はそういう風に、8~9ヶ月前に、トモチーニに軽く誘われました。

プールを一緒にやろうと思って、トモチーニに会いに、ブルールームへ行きました。
そしたら、トモチーニが熊平さんという先輩と話している場面に踏み込みました。








蛙:「あの、僕日本人じゃないんだけど?」

トモチーニ:「あぁ、いいよ!日本語うまいからそれでいいよ!」


テキトー。



蛙:「じゃ、僕で良ければ。。。はい、やります!」



あまり考えずに、何に入ったかよく分からないまま、僕はブラウンの熊たちのメンバーの一人になりました。










「ブラウンの熊たち」

「オー、いいんじゃない?」








そうやって、僕達のグループの名前を知ったのです。

いろんな名前を一緒に考えようとしましたが、結局ブラウンの熊たちに決定。


名前とアカウントが決まった!よし!







ブログってそもそもなの?






僕は英語でもブログを書く経験がありませんでした。

どういう感じなの?

なんか、ダイエットのアドバイスとか人気ファッションについて書かれるやつでしょ?


と、迷いながら最初のブログを書いてみました。








193センチの身長の自慢で始めて、
(ほら、またしちゃった。。。)
「シクヨロ」で終わるようなへたくそなブログでした。







少しブログを書く経験があるようになってきた僕は、
ブログの書き方を知らなかった8ヶ月前の僕をこうやってからかってるんですけど、
まだ全然わからないので。


まだ探してます。

僕ってブログを書くことに向いてんのかな?て思いながら、毎回書きます。


しかし、その最初のブログから意外と学べることがあるかもしれません。

ちゃんとした敬語の使い方から見つかりませんが、
純粋な思いを書くことなら少しあるのではないでしょうか。








ですから、僕はまた過去について書いてみたいと思います。










僕は。


完全に。


大学の入試プロセスを。


信じられないほど甘く。


なめていました。










その理由とは。。。



前提としてこの話をさせてください。
説明会で、タカさんが東大に行った理由の話をしている時に、


「まあ、単純にいいますと、僕は優秀だったからです」


という冗談があります。

その気まずくなるか?ウケるか?という間がいつもあるんですけど、

いつも必ずウケるんですね。

この話もうまくいくといいですけどね :P












僕はなぜ
最初にアイビーリーグの大学を受けようと思ったかというと、



僕はそう期待されたからです。








僕は高校の頃に、学ぶことについてすごく熱心でした。
今もそうです。ブラウンでは、僕が好きなことを学べて、本当に恵まれてると思っています。
数学の問題を解くのが大好きで、日本語を独学するのが何よりも楽しかったです。

数学と日本語の情熱をどうか組み合わせて、理想的な学びを楽しみにしていました。

勉強するのより、新しいことを学んで、自分で使ってみることで楽しむ人です。

ですから、僕は「学校」、または「学び」についてどうでもいいと思っていたわけではなく、
「大学」について思っていました。

まあ、大学というよりは、「大学を受けるプロセス」でしたね。

周りのみんなが僕と一緒に楽しく学んできました。
一緒に苦労して、壁を越えて、人として成長しました。

でも、「大学」という言葉がシーンに入ったら、
みんなが急に深刻な顔をして、点数とか課外活動の量とかばかりを気にし始めました。

そのクラスで学べることではなく、そのクラスでとった点数。
その課外活動で楽しんだことではなく、大学に十分課外活動に入ってるように見えるかどうか。


その大学に僕たちがやりたいことを学ぶように入りたいはずなのに、
みんながやりたくないプロセスをしてました。
みんなにとって、自分に合ってるような大学に入るのが目的なのに、
みんなが申し込みには全然違う人のふりをして、よく見えるようにがんばってました。

すべてが矛盾に感じました。

それで、僕は「大学の入試プロセス」から精神的に離れました。














SATの他に、ACTという試験もあります。
SATかACTが大学を受けるために必要なんです。
SATが2400点満点でありながら、ACTが36点満点です。






僕は、母校の同級生の中で、36点を取った、たった一人でした。




まず、言っておきます。
ACTで満点を取るのは、SATで満点を取るのより簡単です。

四つの部分があって、その四つのスコアの平均が35.5点以上なら36点になります。

しかも、僕にとってACTをとるのが3回目でした。
ACTのやり方をよくわかってから、やっととれました。

それにしても、満点でした。
普通の年だったら、2,3人ぐらいとるんですけど、たまたまこの年僕しかいなかったです。






そこから長い話になるんですけど、短くすると、

僕は校長に学校の生徒の全員の前でほめられたりしました。


僕がまったく知らない人に廊下で声をかけられることが頻繁にありました。

「Mr. 36」が僕のあだ名になりました。



僕の性格を少しでも知っている人なら分かると思うんですけど、
僕にとってほんんんんとーーーーーーーーうに嫌な立場でした。

そんな状況で、ただ隅っこに逃げて隠れたかったです。









とにかく、みんなが落ち着いたら、大学を考える時期になってきました。

そしたらまた出ました。

「36点をとった人はきっとハーバードに受かるに決まってんじゃん」

「Mr. 36なんて行きたいとこならどこにでも行けるだろ」

「私達の苦労なんて分かってない。36とってよかったねー!」




そんな発言をやめてほしいと思う一方、
あんなに言われて、
ある程度信じてきました。



意外と、僕の親に余計に期待されてなかったです。

すごく支持してくれたし、僕が行きたいような大学に行ってみて、って感じでした。
母がすごく手伝ってくれてました。
夜になったら一緒に散歩して、大学とかやりたいことについて話したりしました。
思わずに決めたことを多く強調してるんですけど、それはアイビーリーグに入りたいことに限られています。



とにかく、僕と同じような試験の得点とか成績をとった人はみんなアイビーリーグを受けてる。
アイビーリーグに入ったら、親の誇りにもなれるし。
とりあえず、アイビーリーグを受けよう、

と、あまり思わずに、思っていました。






アイビーリーグ、
アイビーリーグ、アイビーリーグ。

理由が別になかったのに、
アイビーリーグ。

どれでもいいと思っていました。
というか、とりあえず受けて、数個に受かってから選んだ方が楽だと考えていました。









そんな
アイビーリーグにこだわっていながら別に理由がなかった僕は、
母と妹と三人で
アイビーリーグのツアーをしようと思いました。




コーネル。
イェール。
プリンストン。
ハーバード。

そして、ブラウン


その五つの大学を見学しました。




二年ぐらい前の僕にちょっと失礼なことを言ってるかもしれません。

アイビーリーグの大学についての研究を死ぬほどしました。
ネットで何時間もかけて、いろんなことを調べました。


確かに入りたいと思っていました。
無関心だったわけじゃありません。
でもなぜ入りたいかと聞かれたら、答えることができなかったでしょう。







大学のツアーはその前の数ヶ月の繰り返しでした。

「オオー、この大学すごい」ぐらいで終わりました。


図書館、設備、教授、授業、キャンパス

全てがすごかったです。
全てが
アイビーリーグって感じでした。

そして、一回も感動しませんでした。
特に何も感じませんでした。




ブラウンに来る前にね。





ブラウンのツアーが他の大学のツアーと同じように始まりました。



しかし、そのツアーのどこかで感じました。


なんか、自分の心の中から何かが叫んでいるように。






「ここだ。」







僕は勘で決めるような人じゃないです。

でも、ブラウンはその例外です。


なんか分かったんです。


自分をそのキャンパスに想像できたんです。




何がやりたいかまったく決めてない自分にぴったりの大学でした。
オープン・カリキュラムで、僕はいろんなことに挑戦できます。
工学が結局好きじゃなかったら、他のことを試してもいいです。
僕だけのために作られた大学みたいでした。本当に信じられなかったです。





ブラウンがアイビーリーグじゃなくても、ここがいいです。
他のどこの大学よりも、ブラウンが僕の居場所だなと思います。

ブラウンのことを知れて、本当によかったと思ってます。








そして、ブラウンに夢中になって、受けてみました。


5月一日に、僕は駅からの帰り道でiPhoneを使って、僕が受かったことを知って、

10分間、家まで最速のペースで走りました。





そして、その日、アメリカの大学入試プロセスについて何かに気づきました。

伝えたいと思います。


僕はハーバードにもイェールにもプリンストンにもスタンフォードにも受かりませんでした。


僕がイマイチだったからかもしれません。

しかし、僕が何のわけもなく申し込んでいたからだと思います。

本気で、必死に、そのところに、行きたいと思っていなかったら、





その数字の
36
は何の意味もないです。









このブログで、多分たくさんの馬鹿なことを言ってしまいました。
途中で自慢話になってたら、すみませんでした。そういう意思はなかったです。
でも、僕は今回から言い訳をやめます。

僕が書いた記事です。

ひどいだろうが、高慢だろうが、何と思われてもかまいません。
いつもどおり、怒らせたり、失礼なことをしようとしてませんでしたので、このままにしときます。


今すごく眠いので、もしかしたら明日後悔するようなことを言ったのかもしれません。

Oh well!!


では、また来週!









最後に、この説明会の最後のイベントへの意気込み。


僕は、他の高校生が僕みたいに考えずに大学を受けて欲しくないです。

僕がこの説明会に参加している理由は、一人の学生にでも、
自分の学びへの情熱に火をつけさせて、自分のやりたいことを熱心につかみに行きたくなってもらいたいからです。

真剣に考えて欲しいからです。





ここまで来たら

まあ、やるしかないかな。


^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*

もし何か意見や質問等がございましたら、下の記事にコメントを下さい。


【コメント募集】ブログ

改善&近況報告


^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*


1クリックよろしくお願いします!