「若槻、早く来い!」
「今行きます!ちょっと待ってくださいよ」
「うわっ!」
「どうした若槻?」
「足を…撃たれました…」
「馬鹿野郎!今助けに行くから待ってろ!鈴木、指揮頼んだぞ!」
「りょうかいです!」
(待ってろ若槻)
「邪魔だどけい!(Убирайся из моей стороне, и т.д.)」
(注意・ロシア語です。)
ドガッ…バタタタタタタ
(ドサッ×3)
「若槻!ほら行くぞ!」
「…」
(気絶してるのか。しょうがない。おぶってくか)
「よっこらせっと」
(…きゅ)
若槻の手首を布で結び腕の間に自分の首を入れ、背中にしょった。
武器をソフモッドM4からサブウエポンのMP‐7に切り替え、CQB(近接戦闘)
の体制に切り替えた。防御陣地までは100mぐらいだろう。そこを澤崎は無我夢中
で走った。頭の中には若槻を助けること、それしかなかった。
「おい!あと頼んだぞ!」
そう言って内村とともに走り出した。
「内村!盛大にやっていいぞ」
「了解です!」
そう言って彼女は走りながら撃ち始めた。
一人、また一人と敵が倒れていく。
(やっぱり腕いいなコイツ。)
と思っていた時だった。目の前を一筋の赤い光が通ったと思うと空気を切り裂く音と共にものすごい衝撃を下腹部に受けた。霞んでいく視界の中、澤崎は受けた辞令を思い出していた。
【※絵のほうはGoogleからお手本見つけて見写させていただきました。】