三流の奴はがんばらない。
二流の奴はがんばる。
一流の奴はがんばってると思ってない。
これは間違いない。
皆さん、ども。
37年前、放送してたドラマ、
ふぞろいの林檎たち。
パート3の途中まで一気に見てしもた。
懐かしいやら、なんやでそれこそ
一気だったな。
中井貴 一、時任三郎、柳沢慎吾、
手塚理美、石原真理子、 中島唱子が出演。
手塚も石原も可愛かった。
社会の中で落ちこぼれと される
三流大学生たちの青春を描いたドラマで、
タ イトル
「ふぞろいの林檎たち」
というのは、
落ちこ ぼれを規格外で
店頭に並べられないリンゴと例えたもの。
通ってる大学から感じる劣等感や
就職、恋愛などのさまざまな問題が
起きる中で苦悩し、
葛藤しながら乗り越え
成長していく姿を
リアルに描 いたドラマだった。
しかも、
本人たちの年齢に合わせた場面
転換を行いつつパートⅠから
パートⅣまでシリーズ化された。
主題歌は、
ご存じ、
サザンオールスターズ
「いとし のエリー」
今でも名曲だ。
これ見て、
瞬時に当時を思い出せたのも、
当時自身が19、20歳だったもんだから、
リアルに重なる部分あってね。
「ふぞろいの林檎たち」では、
三流大学に通っているという、
登場する 3 人の男子 学生は、
恋人ができないという設定。
彼らはいわゆる、
“女に縁がない”
状 態なのである。
一方で、
東京大学卒のキャラクターが
恋人を連れた色男として登 場して
比較の対象となってる。
学歴が恋愛において
“もてる”“もてない”
の要素として
取 り入れられているということやね。
おそらく、
俺含む当時の視聴者であった連中は、
そんな学歴格差に苦しむ様子と
自己の環境を重ね、
共感したに違いない。
こういう恋愛がしたいという
“理想”
がドラマ人気を呼んだというよりも、
この場合は
当時の若者が
「まるで自分を見ているようだ」という
その共感性と
「自分にもこんな恋愛ができるのかもしれない」
という希望を抱かせることに
成功したんだと思うよ。
「自分にもありそう」
と思わせる要因を
作り上げていた
流石、脚本の山田太一だった。
このあとの、
男女7人とか、
東京ラブストーリー等人気あったが、
身の丈という視点だと、
やはり、ふぞろいの林檎たちには
遠く及ばないと今でも思ってる。
とにかく、
ごくごく一般の
できない子たちを中心に、
できない子なりの生き生きした
展開は、
ドラマ最後の、
サザンの、
エ~リ~のフレーズから、
次週が楽しみでしょうがない
事を覚えてる。
そのサザンオールスターズの
曲を、
良いタイミングで
劇中に挿入してるところも、
非常に良かった。
彼の音楽も色褪せないね。
ということで、
今日は、
爺の青春を
一時思い出させてくれた
ドラマの話でしたと。
では今日はここまで。
気分良いので、
ドラマの中で使われてた
サザンの曲の中から、
個人的に好きだった
この曲贈ります。
もう37年前の曲なんだけど、
これも色褪せない。
いつか何処かで。
https://www.youtube.com/watch?v=ItdkRjjSyq0
じゃ、またね♪