千と千尋で一番重要なキャラはカオナシと俺は思う件。。。 | ラブホコンサル関羽のぼやき

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ラブホテル再生プロデューサー関羽が、ラブホ絡みの話題、その日その日に思うことを鈴なりに綴る。

久々に電車に乗ったのはいいんだけど、

「この先カーブによる激しい揺れにご注意下さい」の

アナウンス直後に、

綺麗なオネエサンに近づいてバランス崩して俺に倒れてきた

ところを抱きとめる作戦だったが、

俺自身がバランス崩してもうて、

おっさんに突撃して

「おぅ、大丈夫かい?」って

言われたのが、

本日のハイライト・・・。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

 

 

 

 

皆さん、ども。

 

 

 

 

ホッカリしたくて、

ジブリ作品探してたら、

千と千尋の神隠し

あったんで、

 

じっくり見たのよ。

 

時間経って見ると、

また違う視点で見えることがあるね。

 

今回がまさにそうだった。

 

どういうことかというと、

カオナシは

千と千尋の神隠しにおいて、

重要な立ち位置なんだなと思った。

 

最初は橋の上で千尋を眺めるだけの

不気味なやつ。

 

とある雨の日、

カオナシは千尋に招かれて油屋に入る。

 

そこでカオナシは金を振る舞い、

風呂に浸かりながら大量の食事をする。

 

皆が寝ている時間を狙い、

カオナシが放出した金を探す青蛙。

カオナシがその背後にいる事も知らずに。

 

青蛙はカオナシに気付いて焦るが、

大量の金をカオナシに見せつけられ、

 

「金だ!金だ!」

 

と反応し、

つい金を受け取ってしまう。

 

そこを狙い、

カオナシが間髪入れずに青蛙を飲み込む。

他の油屋の従業員も金を欲しがり、

カオナシに近づいたがために

飲み込まれてしまう。

 

これね、

文字にしてみるとカオナシが

何者なのか感じない?

 

カオナシって、

誰もが持つ

「欲そのもの」

なのではないかなってね。

 

みんな欲に飲まれたんじゃないのかって。

 

他にもある。

千尋に帰る場所を聞かれたシーン。

 

千尋「あなたはどこからきたの?

私はすぐいかなきゃならないとこがあるの。」

カオナシ「うう・・・」

 

と縮こまったのは、

欲そのものには実態がないからだと思う。

 

千尋がカオナシに食われなかったのは、

大切なもののため、

必要以上にものを求めない千尋は

欲には飲まれなかったという事だよな。

 

真っ当な子供だよね。

 

さらに、

欲にまみれたものを食べて肥大化したカオナシ。

 

千尋が持つ、

河の神からの贈り物である団子を食べる事により、

元の姿にまで戻される。

 

この団子は目に見えない悪いものを

浄化する作用があるみたいで。

 

というのも、

ハクに掛けられた魔法を

解いたことからも明らかだ。

 

でも、

この団子は千尋にとって

親を助けるための大事なものだったはず。

 

なぜ手放したのか。。。

 

やはり自分のせいで

カオナシが油屋をこれ以上荒らすのは

湯婆婆に申し訳ないと考えてのことだろうと思う。

 

元の姿に戻ったカオナシは何故かおとなしくなり、

銭婆の元へ行く千尋にもついてくる。

千尋が何を欲しがるのか

知りたかったのだろうかね。

 

もしくは、

カオナシは欲そのものなので、

人の心から消えることはないという

意味もあるかもな。

 

千尋は銭婆の元へ行くが、

結局真実は分からなかったな。

 

ただ、良い味出してた銭婆は公平な人で、

 

物を盗めば怒り、謝れば許す。

しかも

魔法で作ったものは

何にもならないとつぶやいたり、

 

千尋を良い名前と褒めたりしている。

 

まさに古き良きおばあちゃん。。。

 

全体を通して思ったのは、

 

過ぎた欲は身を滅ぼすという事と、

 

他のキャラとの関りは割愛するけど、

子供の心の成長にはある程度

頼る人がいない状況が必要なんだろうなと言う事だね。

 

そういう意味で、

カオナシは重要な役目を担ってたと思う爺でした。

 

ただ、筋それるが、

集めた豚の中に両親がいるか湯婆婆に問われ、

千尋はその中に両親がいない事を見破る。

 

これだけは謎。

 

ま、いいかそれは。ふふふ

 

では、今日のボヤキはここまで。

 

じゃ、またね♪