趙雲が五虎大将軍の中で一番位が低い。を考える。 | ラブホコンサル関羽のぼやき

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ラブホテル再生プロデューサー関羽が、ラブホ絡みの話題、その日その日に思うことを鈴なりに綴る。

SNSやってる子に「Unknown」ってどういう意味かわかる?

って質問されて、なんの疑いもなく、

「うんこなう」って答えた俺はどうかしてるな。

 

 

皆さん、ども。

 

 

 

前回の、

三国志中、最強武将の巻で、

途中変更になってしまったので、

今回は、

ちゃんとじっくりやりますッ。

 

本日の

主人公、

趙雲、趙子龍。

 

まぁ、この人、

三国志ファンの中でも、

人気トップクラス。

 

信義に厚く、

沈着冷静、

戦えば、自慢の直槍で

敵をなぎ倒し、

一騎当千と言われて、

劉備亡き後、

よく蜀の屋台骨を

支え続けたところが

人気の秘密なんだろうけどね。

 

 

ところが、

手柄を立てているにも関わらず、

五虎大将軍で、

ダントツに待遇が悪く、

出世と縁がない人。

 

それが趙雲。

 

えッ、なんでと思う。

 

例えば、

劉備が漢中王に即位した時、

張飛が右将軍

関羽が前将軍

黄忠が後将軍

馬超が左将軍

に任命された時でも、

 

趙雲は、

翊軍(よくぐん)将軍という

雑号の将軍位で据え置きされてる。

 

おいおい、

ちょっと待てよと。

 

長坂で妻子を放り出した劉備に代わり、

夫人と劉禅を守った功績や、

 

定軍山において空城の計を行い
曹操軍を撃退した事、

 

北伐の敗北でも崩れず、

よく物資を守って、

孔明に賞賛されるなど、

一つや二つではなく、

 

関羽や張飛にも、

決して引けを取るものではないはず。

 

それがなぜ?

 

思うに、

器量の大きい人物で、

褒美の出し惜しみや

エコひいきがない、

劉備が、

意図的に趙雲を出世させなかったとは思えない。

 

 

劉備は、

他の将軍達と違い、

趙雲を信頼する事厚く、

自分の家族の護衛まで

任せているという程、

絶対的な相手であった。

 

そうして考えると、

結論は出てくる。

 

つまり劉備の評価は妥当で、

趙雲は、

他の五虎将軍より

活躍していなかったのかなと。

実際は。

 

ただ、

いや待てよ。

 

彼は、

劉備も含めて、

家族などを守護することが多い。

 

ということは、

実は、

趙雲は手柄がないのではなく、

手柄を立てる所に居なかった

という可能性もあるよな。

 

そういえば、

趙雲は劉備の配下になった時に主騎になってる。

 

これは、

劉備とその家族を守る近衛兵。

日本で言えば、旗本。

 

彼等は何を犠牲にしても主君と

その家族を守るという使命を背負ってた。

 

ということは、

手柄が立てられそうだからと、

おいそれと持ち場を離れられない。

 

それで思い出したのが、

何度も窮地から曹操の生命を救った

許褚に似てるよなぁ。

 

曹操は、

何度か許褚のお陰で生命を助けられてる。

 

そんな許褚の位は最高でも武衛将軍。

最終、

鎮東将軍まで昇進した趙雲よりも

むしろ出世していない。

 

これは、

許褚が、ずっと曹操に張り付いて、

守り続けていたから。

 

なるほど、

だから趙雲は、

合戦で死地を切り開き、

華々しい活躍をするよりも、

 

劉備や、

その家族を守る事に生きがいを見出したに違いないな。

 

地位や名誉など、

趙雲には大した意味はなく、

同僚が出世しても

それを羨む事もなかったと思うね。

 

劉備が崩じた後、

4人の将軍亡き後も、

弱体していく蜀を、

よく守り、

後進の育成にも尽力したとある。

 

三国志の有名な武将の中でも、

数少ない、布団での死を

迎えるのだが、

最後の一言が、

「進軍、進軍、進軍」

だったと伝わってる。

 

真の武人だったんだね。

 

 

ではでは今日はここまでで。

 

 

じゃ、またね♪