5/29に発売したミャンマーPUNK・THE REBEL RIOTの3曲入りアナログ7インチ「One Day」を御購入頂いた皆さん、有難うございました。
まだお買い上げでない皆さん、是非ともお買い求めください。
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せっかくの機会なので2011年4月の初・ミャンマー渡航について書いておきます。
東南アジアのパンク/ハードコアに興味を持ったきっかけは、BRONZE FIST RECORDSのリリース音源のトレード相手を探すために2007年頃から始めた音楽系SNS・Myspaceだった。
マレーシア/インドネシア/シンガポールのOi!/SKINHEADシーンに個性的で面白いバンドが多かったので、いくつかのバンドとコンタクトを取るようになって、仲良くなった一人であるシンガポールOi!・The Ructionのボーカル・Fallaの「シンガポールに遊びにおいでよー」と言う言葉を真に受けて?2008年1月にシンガポールへ渡航した(海外渡航そのものが、私にとっては1998年4月の英国に次いで二回目だった)。
そのシンガポール渡航を皮切りに、2008年11月に韓国、12月にインドネシア、2009年3月にフィリピン、5月にタイ(+マカオ)、7月にマレーシア、2010年2月に再びタイ、とさらなるインスピレーションを求めて渡航しまくって各国の(主に)Oi!/SKINHEADシーンと交流を深めた。
インドネシアで多くのスキンヘッズに言われた「日本のバンドを連れて来てよ!」と言う言葉を真に受けて?2010年1月に東京のCropped Men、大阪のBooted Cocksと共にバリ島を皮切りにインドネシア数ヶ所を回るツアーを敢行、そして2010年7月にはタイの首都・バンコクで二日間に渡るイベント(福井の嵬峨 [カイガ] が参加)を行う事が出来た。
その後、2010年秋頃にFacebookを通じてミャンマーのストリートパンク・THE REBEL RIOTのボーカルの熱い青年・Kyaw Kyaw(チョチョ)と知り合った。
チョチョを通じて、ミャンマーにもPUNKシーンがある事を知り、驚かされた。
ミャンマーでは90年代に欧米からPUNKのカルチャーが持ち込まれ、2000年に「Anthology Of Myanmar Punk-Rock Vol. 1」というタイトルでフランスのTian An Men 89(天安門89)レーベルからGhost RiderとThe Ants、という当時のミャンマーPUNKの2バンドが収録されたアナログ7インチEPがリリースされていた。
2011年春にBRONZE FIST RECORDSからリリースした日本とタイのパンク/スキンヘッド/サイコビリーのオムニバスCD「JAPAN-THAILAND CONNECTION 2011」発売記念ライブをタイの首都・バンコクで二日間行った(大阪のDEGENERATEが参加)数日後、思い切ってミャンマーへ渡航する事を決めた。
それをチョチョに伝えたところ、ちょうど4月12日に「Burma Punx Festival」 (ビルマ・パンクス・フェスティバル) を開催するとの事!
話が弾んで、私がドラムでTHE REBEL RIOTと何曲か一緒にプレイする事になり、わざわざフライヤに名前を入れてくれた。

当時、ミャンマー渡航には事前のビザの申請・取得が必要だったので急いで短期間に手続きを行い、ビザはギリギリ間に合った。
<4月10日>
夕方にバンコクからエアーアジア機で一路、ミャンマー首都・ヤンゴンのヤンゴン国際空港へ。
到着し入国した後、日本人と言う事で放射能検知機もどきを身体中に当てられた(そんなもんで判るんかいな…)。
空港からは、事前に調べていた通り700円くらいのタクシーで(今は空港から格安のシャトルバスがあるそう)、30分ほどでヤンゴン市街地にある(ホテル予約サイトのキャンペーン中で、格安で泊まれた)Thamada Hotelへ。
出店が並ぶ夜のヤンゴン中心街の様子はバンコクにも似てはいるが、人は多くとも喧噪は少なく、電力の関係かやけに薄暗い。
日本の携帯電話は使えないのでホテルからチョチョに電話。
午後十時半にホテルに迎えに来てくれて、路上の喫茶店で翌日の「Burma Punx Festival」の主催者・オウナインと実行委員のブディーに会わせてくれた。

真剣にミャンマーのPUNKシーンの発展を考えている彼らに心打たれた。
<4月11日>
バスに40分乗り、Aun Min Ga Lar Bus Center近くにある日本人墓地へ。

バスの運賃は日本円で20円くらい。

1999年に落成したこの墓地には戦争時、故郷を思いつつ彼の国で土となった19万人のための慰霊碑がある。

ちゃんと管理人に寄進したよ。
その後、ショッピングモール・Yuzana Plazaへ移動。

Yuzana Plazaの二階にパンクグッズを置いた小さな一角を発見、そこが前日にチョチョから聞いたミャンマー唯一のパンクショップ「Virus」。
私と年齢も近そうな店主のKo Nynn Linn(クニャリン)はミャンマーPUNKシーンの古株だそう。
翌日の「Burma Punx Festival」のフライヤも置いてある。

せっかくなので買い物しようと思い、ピンバッジを見せてもらってアイルランドのBlood Or Whiskeyのを買おうとしたら「お金いらないよ」と言うゼスチャー付きで、無言で手渡してくれた。
宿への帰りはカンドージー湖 (Kandawgyi Lake) を横目に一時間以上、歩いた(治安が悪くないとは言え、徒歩はあまりお薦めしません)。
翌日のライブでTHE REBEL RIOTと何曲かセッションする事になっていたので、夜はその練習のためにヤンゴン市街地の中層住宅の一階にあるスタジオへ。

スタジオの料金は一時間・4000チャット(日本円で400円)…「僕たちにとってはすごく高いよ…」。
衣料関連の仕事をやっているチョチョの月給は日本円で5000円ほど、それでもミャンマー国民にしては高給な方らしい。
やって来たTHE REBEL RIOTの他の5人のメンバーは皆、長髪の男前で、彫師や新聞記者など職業も様々。

メンバーは誰も楽器を持って来ておらず、スタジオに備え付けのギターとベースを使って練習。
MyspaceやFacebookにもアップされていない彼らの未発表曲が全て、80年代の南米ハードコアの如き原初的ハードコアチューンでカッコ良く、ド肝を抜かれた。

ドラムを私に交替してもらい、彼らの曲「Streetpunks Oi! Oi! Oi!」とThe Exploited「Sid Vicious Was Innocent」を練習。
倍以上のスピードでギターを弾いたり、チョチョではない方のツインボーカルの一人があまりに走るので何度か止めてやり直させてたら、機嫌を損ねたのか練習後、その二人のメンバーは無言で帰って行った(笑)。
練習後、その他のメンバーと屋台でメシ。

ミャンマーの食事はタイほど辛くはない印象。



翌日のライブを楽しみに床に就いた。
(その2へ続く)
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