「性格診断」の落とし穴 | マルっとしあわせ♪モヤモヤする恋愛も結婚も仕事もお金もブレイクスルー♪充実したハッピーライフへ★

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『心の事前準備』を整えたり、新しいことに挑戦するときにつきものの『恐れ・不安』から
『一歩ふみだす勇気』の後押しをさせていただきます。

 

フシギなくらい、性格診断って

巷にものすごく溢れてると思うんですね。

 

 

Googleで「性格診断」で検索してみたら

とんでもない数のサイトが出てきますし。

 

仕事っていう側面からでは

「適職を診断するための性格診断」

多くの求人広告媒体などで各社提供しています。

(会員登録促進のためではありますが・・・)

 

 

それ以外にも

随分前になりますが

血液型診断ブームを巻き起こした

「B型自分の説明書」という本があったように

血液型で性格診断しようとする動きもありますし、

 

星座別に性格診断するですとか、

 

動物占いですとか、

 

性格診断系のものって

巷にものすっごく溢れてると思うんですね。

 

 

いろいろやってみて、

当たってるとか当たってないとか

楽観的にやってる方もいるでしょうし、

 

「自分がよく分からない・・・」って

かなり深刻に思われて

そういうのされてる方もいらっしゃるのかな~と

思います。

 

 

まあ、「自分」というものは、

最も身近な存在でありながら

 

「分かってるようで分からない」

「見えているようで見えてない」

 

という人が大半で、

 

よく分からないからこそ知りたくなり、

それを手軽に教えてくれるものを利用したくなる

 

のかなーと思います。

 

 

で、そこでなんですが、実際やってみて、

 

「そうかもしれないけど、納得感もない」

 

っていうヒト、割りとおられるかなーと思うんですね。

 

 

「そうかもしれないけど、納得感もない」

がなんで起こってしまうのかというと、

 

まず性格診断の結果を

受け入れるか、受け入れないかって、

自分が決めることなんですね。

 

 

で、受け入れるか受け入れないかの

判断基準はありますか?

っていうことなんです。

 

 

つまり、実は自分について

診断とか関係なしに把握してないと、

 

「そうですね」っていう納得感、

腑に落ちる、正直に受け入れる、

っていうのは難しいってことなんですね。

 

 

さらに言いますと、

多くの性格診断は自分自身で

設問に対してチェック入れていく形式が

多いと思うのですが、

 

 

その時の自分の気分に左右されもしますし、

けっこう自分の見せたい姿を入れたりしてるんですね。

 

 

意外とわたしを含め、「自分の不都合な姿」を

見て見ぬふりしてる人多いですからね。

 

 

そうすると、実は診断結果で出ていたのは、

本来の自分ではなく、

「他人に見せたい自分」だったガーンガーン

ということがけっこうあるんですね。

 

だから、なんか腑に落ちないとか、

なんか納得いかないとか、

ってなってしまうんですね。

 

 

個人的には性格診断を

否定するつもりは全然ありませんよ!

 

性格診断の結果は、

自分を知るための切り口になるので。

 

実際にキャリアカウンセリングの中では、

フォーマル・アセスメントといって、

そういう適職診断みたいなこともやりますしね。

 

 

ただ、その結果が

自分にとって腑に落ちるかどうか、

っていうのは

 

「この部分は合ってる」とか

「この部分は間違ってる」というように

自分で指摘できるような状態であり、

 

さらに言うと、

自分と繋げて回答を解釈することができるという

ということなのかなと思います。

 

 

つまり、過去、今、直近、

 

ご自身がどういう状況でどう感じたか、

どう思ったか、

どう行動したか、

なぜその気持ちが出てきたのか、

 

などなどを日常生活から気づいて探る

ということに取り組まないと、

自分のことを知ることは難しいのではないかなと思います。

 

 

安易に性格診断をすることは出来るんですが、

 

それがどれだけ自分にフィットした回答なのか、

それがどれだけ自分を表してるのか、

を確かめるためには、

 

 

自分はいつも何に反応するのか、

どのような感情が一番優先的に出てくるのか、

その結果どういう行動をとってるのか、

今まで似たようなパターンってなかったか?と、

 

自分でつぶさに見つけて観察・考察しないと

「自分を知る実感」に繋がっていかないんですね。

 

 

だから、その実感がない人は、

性格診断の設問に答えて、

ぱっと回答を示されたとしても、

 

「まー合ってるかな?

このテストではそうらしい」

っていう受け取りかたしかできないと思います。

 

 

性格診断で出てきた結果を

自分で受け入れるか、

受け入れないかを決める判断基準は、

 

自分で自分の反応・思考・行動を

観察・考察した結果できあがるということなんですね。

 

 

性格診断しても、

実は本来の自分とはだいぶ乖離があったりすること

けっこうありますのでね。

 

 

思い込んでる自分と

根っこの部分はけっこう違ったりするかもよ~ニヤニヤ

っていうことですウインクウインクウインク

 

 

 

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