みなさん、こんばんは。
実は、平成24年末に安倍内閣が誕生以来、その経済政策(アベノミクス)にはずっと違和感を感じていました。
安倍首相がはじめに宣言したのが、「物価上昇2%」でした。
なぜ物価上昇?
所得上昇ではいけないのか?
以後、どうもピントはずれと思える政策ばかり。
日銀も黒田総裁になって異次元金融緩和、追加異次元金融緩和、そしてついにはマイナス金利。
なぜこんなに変なことをするのだろうか?
そこで原点に戻って、センター試験対策の政治経済の参考書を見てみました。
最近(1980年代以降)の有力な経済学は、「サプライサイド経済学」、
そしてその経済学を背景に「新自由主義」の政権が誕生したとのことでした。
ここで違和感の原因が分かってきました。
「『サプライサイド』経済学」?
「『供給側』経済学」ということか?
じゃあ、需要側については?
そうです。
経済学については、
古典派と呼ばれるアダム・スミス、
そしてマルクスの経済学批判(「資本論」)、
ケインズの近代経済学、
と進歩してきました。
これらはどれも「需要」と「供給」について述べています。
人間が生活していく上で重要なのは、本来「需要」ではないでしょうか。
しかし、「サプライサイド経済学」は、「需要」という視点が完全に欠落し、「供給」側についてばかり述べているような気がします。
そう考えると、アベノミクスも「供給側」からしか見ていないからああいう表現になるのでは、と納得できました。
しかし納得できたからと言って、アベノミクスが正しいと言っているわけではありません。
むしろ間違いの極致です。
しかも世界中が大なり小なり「サプライサイド経済学」の影響を受けているのではないかと恐れています。
2008年に起きたリーマンショックはまだ記憶に新しいところです。
リーマンショックは、先進国で起きたことにより発展途上国も巻き込まれ、世界中が大混乱に巻き込まれました。
ところが去年あたりからは、産油国、中国も巻き込んで経済がおかしくなって来ているような気がします。
昔からのいわゆる先進国だけでなく、他の国々まで重要要素として絡んできているのです。
これは下手をすれば、1929年の世界大恐慌を遙かに超える経済危機が来るのでは?と危惧しています。
1929年に発生した世界大恐慌を克服したのは、ケインズの経済学でした。
「ヒトラーとケインズ」という本によると、ケインズは生涯底辺層の人々の生活が安定するにはどのようにすれば良いかを模索し続けた人だそうです。
また、ケインズは元々経済学を系統的に学んだ人ではないそうです。
だから当時のアダムスミスの古典派経済学の「神の見えざる手」とか、マルクスの「共産主義思想」に染まることなく、新しい経済思想を作ることができたそうです。
私は元々地学(地史古生物学)が専門で、歴史大好き人間ですが、政治経済については全くオンチでした。
しかし、2007年にあるイベントに参加することで、少し経済についてイメージが湧くようになってきました。
自分はケインズになれるわけではありませんが、地史・歴史的観点から、専門に縛られることなく経済についても考えてみようと思っています。
以後、日常生活だけでなく、経済政策についての意見もブログにupしていこうと考えています。
よろしくお願いします。