ブロンプトンをアップグレード。ブロンプトン二号機(S4E-X)のチェーンリングを新調した。RIDEAのチェーンリング58Tだ。

 

二号機では、これまでH&H(エイチアンドエイチ)の56Tチェーンリングを使っていた。質感が良い上に、チェーンガード付きながら120グラムと軽量である。また、ブロンプトン自体、無加工で装着できるのは56Tまでとの理解であった。改造してまで58Tや60Tを装着するのは気が進まない。そもそも脚力的に56Tが限界とも思われた。

 

ただ、二号機をPライン化(外装2速→外装4速)してから、原因不明ながらごくたまにチェーン落ちが起きる。Pラインではチェーンガードが標準装備されている・・・ということは外装2速と違って、そもそも外装4速でシングルチェーンリングの場合、チェーンが落ちる可能性があるので、対策したのではないか。であるならば、ロードバイクのフロントシングル化の時と同じようにナローワイド化すればよいのではないかと考えた。

 

もう一つは、たぶん脚力が増したということはありえないと思うのだが、Pライン化アップグレードに伴いなぜか足が楽になってきていて、56T以上でも行けるのではないかとも思い始めていた。

 

そんなところに、某自転車屋さんのブログで、RIDEAナローワイド・チェーンリング58TのPライン外装4速モデルへの装着実績が紹介された。なんだ58Tでも無加工で行けるのか。ナローワイドならチェーン落ちも完全に無くせるし58Tでもポン付けできるなら一石二鳥・・・ということでしばらく検討した結果「意味があるし値段だけの価値がある」と判断、RIDEAの58Tナローワイドチェーンリングを発注、本日、届いた。

(RIDEA 58-LFR5ST Single Speed Chain Ring LF 5arms 58T、BCD:130mm)

 

実測123グラム。H&Hの56Tチェーンリングの120グラムから、ナローワイド化と+2Tして僅か3グラムの増加にとどまる。

 

二号機に装着して、さっそく試走してきた。

 

チェーンリング交換のついでに、リアスプロケット(11/13/15/18T)も11Tと13Tをシマノ(CS-HG400-9)に交換してみた。シマノのスプロケは、ぱっと見でも純正(たぶんSunrace)より加工精度が良いことがわかる。もしかしたら変速性能もよくなったりして。

 

試走してみて、時速30キロ以上の走行中にバカみたいに回さなくて済むので見てくれがよいのは思った通り。それより驚いたのは、変速のスムーズさが格段に上がったことだ!

 

たぶん気のせいではないと思う。これがシマノ効果なのか?それともH&HよりRIDEAのほうが加工技術が高くてチェーンがばたつきにくいとか。どういうことなのかわからないが、とにかくよくなった。

 

都心を走り回りながら乱暴な変速動作もやってみたが、チェーン落ちはもちろん起きる気配さえない。

 

一つだけ問題発覚。走行時とお座り(駐輪)状態の時は全く問題ないのだが、完全に折りたたんだ状態でクランクを回すと、ナローワイドチェーンリングの高いほうの歯が前輪フックに干渉するのだ。

 

フックのプラスチックパーツ側面に高いほうの歯がひっかかっているようだ。やや持ち上げれば動かせるのだが、折り畳み中はびくともしない。折り畳み性能自体に全く問題なくても、ちょっと気になる。

 

ブロンプトンEバージョン用の前輪フックを使用しているのだが、Eバージョン用フックだからこうなるのか、個体差なのか、それとも旧Cライン用リアフレームでPライン化したからこうなってしまうのか。フック側面を0.2mmぐらい削ってしまえば片付く話とも思われるが、その前にまず代官山の店に相談にいかねば。

 

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一方、リアスプロケは明らかにシマノにしたほうがよさそうだ。帰宅してすぐ、一号機リアホイール用にDEORE XTクラス CS-M750/M760/M770用のスプロケット Y10K1145D(11T)、Y1ZA13451(13T)、Y1ZA15452(15T)及びロックリング(Y10K98010)を注文した。シマノの9sスプロケ単体売りは、全国的に次々と在庫がなくなっているようなので、今のうちに手配しておかなければ。

 

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というわけで、チェーンリングはナローワイド化、スプロケはシマノ化で決まりです。いずれ参加するつもりのBWC(ブロンプトン・ワールドチャンピオンシップ)では、58Tナローワイドチェーンリングとシマノスプロケの組み合わせがきっと役立ってくれることでしょう。

 

 

 

 
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