2022年にリリースされたブロンプトンPラインから、外装4速の新・変速機構が導入された。

 

新・外装4速ではチェーンディレイラーとチェーンテンショナーが一新され、これに伴い、リアフレーム(いわゆるリア三角)も仕様が変更となった。2000年に外装二速がラインアップに加わって以降、もっとも画期的な仕様変更なのではないだろうか(プロトタイプ的な位置づけのTラインを除く)。

 

性能向上との引き換えに、これまで20年近く維持されてきたブロンプトンの基本フレームの従来モデルとの互換性が初めて失われることになった。(注:2000年、リアフレームに外装2速用の取付台座が追加された。2004年にメインフレーム設計変更によりホイールベースが2cm延長されて現行Mk4のフレーム構造となった。)

 

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さて、2号機のアップグレード(S2E-X外装2速→S3E-X外装3速=スキュアシャフトの新リアホイールと旧シフター・テンショナーによる3速化を実現したこと)については、既報の通りだが、更になんとか外装4速化を実現したいと熟慮を重ねてきた。

 

 

いろいろなオプションを検討した結果、旧方式の外装変速で4速化若しくは5速化した場合、例え実績ある社外品のテンションアーム/ディレイラー(RIDEA若しくはH&H)を使ったとしても、ギアシフトの安定性などで問題がどうしても残るようだ。旧リアフレームに新外装4速メカを導入してPラインと同じメカニズムで稼働させるのが最も安定的であるとの結論に至った。

 

旧方式で外装3速化している2号機を新方式で外装4速化するため、新・外装4速パーツ3点(Pライン用純正4速シフター/純正テンショナー/純正ディレーラー)を入手した。

 

新4速シフター。ワイヤの引き量がぴったりとなる純正インデックス4速シフターであれば変速操作は確実であろう。

 

新ディレイラー。新・外装4速メカの中枢である。

 

新テンショナー。

 

但し、旧リアフレームなので、これらだけでは、どうにもならない。で、某サードパーティー製のアダプターに望みを託すことにした。新ディレイラーと新テンショナーを旧リアフレームに装着するための秘密兵器である。

 

純正パーツにアダプタを装着するとこんな風になる。

(写真出所:Brombacher

 

 

 

 

というわけで、試してみることにしましょう。うまくいくかどうか、乞うご期待です。

 

(本ブログは決してサードパーティー品による改造を推奨する意図はありません。仮に同様の改造を取り進められる場合は自己責任でお願いします。)

 

 

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