フルチタンのブロンプトン Tライン、ついに姿を現しました。重量7.45 kg。Pラインより2.2 kg軽量化されている。また、Cライン(M6L)と比較すればなんと4 kgも軽い。これは凄い。

Ultra-light. As strong as steel.
The entirely re-engineered T Line titanium frame weighs 37% less than our original all-steel equivalent and is just as strong.
At 7.45 kg in total, the T Line is comparable to a carbon road bike. Yet it can withstand the punishing impact of the city, day after day, mile after mile.
Ready to fly through the city?

 

 

 
メインフレームがチタンとなる。難しい溶接やパイプの曲げをよく量産にまで持っていけたものだ。
 
チタンは高温下では非常に活性が高く、酸化・窒化しやすい金属だ。チタンが酸化・窒化してしまうと非常に脆く、耐食性も悪くなる。そのため、溶接中はもちろん溶接後も一定の温度(約400℃以下)に下がるまで空気から遮断する必要がある。結果、素材としての価格高に加えて溶接の手間もかかるので、最終製品はどうしてもバカ高くなる。
 
ドライブトレイン/変速系のパーツは基本的にPラインとidenticalのようだ。

仕様に関しては正式発表を待ちたいが、Facebook及びYouTubeの映像を見る限り、マッドガード無し、チェーンはYBN製スーパーライトチェーン、ペダルは左が折り畳みではなくクイックリリース型。50Tチェーンホイールはダイレクトマウント即ち一体型か(チェーンリングボルトが見当たらない)。
 
また、タイヤはシュワルベワン16インチブラック(シュワルベワン・タンウォールのブラックバージョン、未発売)、チューブは超軽量tubolito 16インチ用チューブと思われる。
 
変速はシングル(シフトケーブルが見当たらない)。もちろん、シングルであっても純正変速パーツを装着することで2速化もしくは4速化が可能であろう。
 
 
値段が凄いレベルになりそうだが、今から楽しみです。

 
 

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