『しまなみはオイシイ』シリーズ。しまなみ海道好きの皆さん、島じゃこ天、知ってますよね。大島に行ったら必ず食べたい一品である。
日曜日、朝9時に行った。人気なので昼過ぎに行くと無くなるのだ。20年以上前からある地元民にも人気のこの店、漁協の女性部が片手間にやっていると昔聞いたような気がする。
オバサマに「じゃこ天ください。」と声をかけると、「あ、今、魚をつき始めたところだから、あとで来てくれる?」
とれたての新鮮な魚をその場ですり身にして、練って、揚げてくれるのだ。しかも材料は高級魚ばかり。高級魚しかとらない大島の漁師さんたちにとって、小魚はすべて雑魚(じゃこ)なのだ。特にエソの入った練り物など普通はなかなか口にすることがない。おいしくない訳がない。
しばらくして「あります?」と聞いたら、相方のオバサマが「XXさん、自転車のお兄さんが来たから揚げたげて」と。早速、目の前で作ってくれた。
木のへらでたっぷり切り取って。
木型にはめこんで形を整えて、じっくりと揚げて。
きつね色になってきたら出来上がりです。
早速いただきます。揚げたてなので、柔らかでふわふわです。
こんな風景を見ながらパクつくのです。この海でとれたての新鮮な魚たちのじゃこ天。おいしくない訳がないでしょう。
ご馳走様でした。
最後に重要情報。来島きっちんは土日祝のみの営業です。また土日でも午前中で早々と売り切れてしまって午後は閉まっていることが多い気がします。
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