初号機(M3L)にリアキャリアを装着してM3R化した話の続きである。

 

 

 

日東のリアキャリアを付けたら付けたで問題が生じた。ブロンプトンのリアキャリアに荷物を積むとき、どうやってブロンプトンを自立させればよいのか。結論から言えば、スタンドがあった方がよいだろう。というわけで、ブロンプトンジャンクションに行って、ミノウラのブロンプトン用スタンド(新型)を購入した。

 

MINOURA SLMV-2(プロンプトン専用)

 

ジャンクションでは、純正リアキャリアモデル(M6R)にキックスタンドが装着されている実物も見て確認した。取り付けに問題はないだろう・・・と思ったら問題があった。

 

左ステー取り付けネジの長さが足りない。日東リアキャリアに付属していたネジ長10mmの六角穴付きネジなのだが、ミノウラのキックスタンドを装着することは想定されていないようだ。

 

パッケージを見るとネジが2本付属していた。ミノウラとしては、これらを使えということのようだ。

 

付属していたのは六角穴無しのボルト20mmと25mm(右側の2本)。M6六角穴付ボルトのネジ長20mmを別目的で取り寄せていて手持ちがあったので、とりあえずこれ(左から2番目)と交換することにした。

 

右がNittoリアキャリアキットに付属していたネジ長10mmのM6、左が交換するネジ長20mmのM6。

 

ようやく装着完了。但し、ネジ長20mmでは少々長すぎで、できればネジ長15mm~18mmのM6を使いたい。

 

もう一つ、リアキャリアの方にも手を加えることにする。

 

昨日一日使っただけで、美しい仕上げの日東キャリアが傷だらけになった。

 

原因は、日東リアキャリアに付属のローラーサイズが小さいためにクリアランスがほとんどなく、美しい仕上げのチューブが接地して砂利やコンクリートで傷ついてしまったことだ。

 

右が日東、左がブロンプトン純正新型ローラー。個人的には傷はあまり気にしないのだが、日東ローラーよりやや大きな純正ローラーの予備が手持ちにあり、折角なので交換することにした。

 

交換した結果、見栄えもよくなった。

 

完成形はこちら。


 

リアキャリア導入によって箱輸送が可能となったことは、買い出し系のブロンプトン活用法において革命的なアップグレードとなる。

 

黒ブロンプトン(初号機)は新たにM3Rの「買い出し用マシン」として、現役化することになった。運ぶ箱のサイズは走行ルートとの兼ね合いで都度見極める必要があるが、今後、「ブロンプトンでフルーツの産地を訪ねる旅」シリーズでは、桃・なし・りんご等の箱での大量買いができるようになった。

 

日東リアキャリア+ミノウラキックスタンドの組み合わせは、私のブロンプトンライフをさらに充実したものとして呉れることだろう。


 

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