Brompton M3L black (初号機)のブラックエディション化を進めている。
その一環として、リアホイールをブラックエディション化するのだが、以前から関心のあったBWR化をしてみた。
取り付けたのは、ワイドレイシオのBWRリアハブ(ブラック)だ。変速の間隔がワイドになる。
この改造には注意点がある。BWRリアハブは9スプラインで、通常は薄歯(3/32')スプロケットを装着する。ところが、2008年モデルの初号機は3スプライン3速ハブで、且つ、厚歯チェーンである。従って、リアハブ用に厚歯で9スプラインのスプロケットが必要となる。 スペーサーや9スプラインのガイドディスクも必要だ。
そのため、スターメーアーチャーの9スプラインの厚歯14T スプロケット(HSL888)と、純正のスプロケットセット(Sprocket set incl chain guide disc 3/32' 9-spline - 13T BWR as a 3-spd)を用意した。後者はガイドディスクとスペーサーだけ使わせてもらう。余った薄歯スプロケは2速用に活用すればよい。
QRSPRSTACK-BWR3-13
HSL888(14T 1/8 フラット 9 スプライン)
近所の急坂があるところで試走してみた(スミマセン少しだけですが外出してしまいました!)。44Tチェーンリングと14Tスプロケットの組み合わせだ。
試走の結果として、BWR3速のローギアだと、急坂対応に相当良い。一方、平地走行ではハイギアが重めの踏み込みとなり、ちょっとしたトレーニング替りになりそうだ。
クランク一周で進む距離(メートル)の目安を標準の内装3速ハブと比較すると以下の通り。
リア歯数 | 1speed | 2speed | 3speed | |
SA3 50T | 13 | 3.82m | 5.09m | 6.78m |
SA3 44T | 13 | 3.36m | 4.48m | 5.97m |
BWR44T | 14 | 2.66m | 4.16m | 6.49m |
SA3はスターミーアーチャー内装3速ハブ、BWRはブロンプトンワイドレンジ内装3速ハブだ。
新型コロナが落ち着いて、山に出かけられるようになったら、さらにチェーンリングを39Tにすれば、従来のSA3による山仕様38T×15Tよりも使いやすくなるだろう。
尚、今後は以下アップグレードを順次進めたいと考えている。
・新型前後ブレーキ
・ブラックエディション左右ブレーキレバー
・最新型トリガーシフター
関連記事: