10月28日、ブロンプトンでしまなみサイクリング大会2018に出場、しまなみ海道本線を含む70キロコースを完走してきた。


GoPro HERO7 Blackで撮影 (クリックして動画再生)

 

 

しまなみサイクリング大会に参加するのは、3回目だ。2013年のプレ大会(雨で大変だった)、2014年の第一回(この日は曇り)、そして2018年の今回である。

 

本日は一番人気の今治→尾道70キロのDコースに参加する。今治インターをスタートしたのち来島海峡大橋、大島・伯方大橋、大三島橋、多々羅大橋、生口橋の五橋を経て因島南インターまでの44キロが高速道路の本線走行となる。各橋で地上へ下りることなく、陸上部分はトンネルを走行していくので、高低差が極力抑えられたコースとなり、高速かつ快適なライドが期待できる。

 

2018年大会はこれまでと比べても特に気合が入っているようで、本イベントの実質的発起人である中村愛媛県知事ご自身に加えて広島県知事、岡山県知事、鈴木大地スポーツ庁長官、そしてキャロライン・ケネディ前駐日アメリカ大使までが、私と同じ今治から尾道までのDコース70キロを自転車で走るという。マジか。

 

[走行データ]

ルート:今治IC→(本線走行)→因島南インター→(一般道・自転車道走行)→因島大橋→尾道新浜

使用機材:S2E Raw

距離:67.22キロ(本線区間44キロ)
タイム: 2時間57分40秒

平均速度: 時速22.7km(本線走行区間 時速24.0km)
高度上昇:415m


8時過ぎ、今治ICにてスタート体制につく。イタリア大使のスピーチが長すぎてMCが困惑気味。

 

Dコース今治→尾道70キロは1500名がエントリー。いくつかのグループに分かれて4分毎にスタートする。第二組は8時17分にスタート。

 

碧空が広がる好天ながら気温は20度以下と過ごしやすく、しまなみにつきものの風もない。絶好のサイクリング日和である。

 

いきなり最初のクライマックスである。多島美の景観で有名な来島海峡大橋を時速30キロ超で一気に駆け抜ける。

 

そして大島。


 

それにしても路面の状態が良く、走りやすい。


大島区間の最高地点となる宮窪峠を越えた。この直後にピョンチャン・オリンピック出場のスケート選手、郷亜里沙さんの一団に抜かれた。出場されていたんですね!


大島から伯方島、そして大三島を通過すると広島県側の生口島に到達する。


33キロ地点の瀬戸田PAで最初の休憩である。


来島海峡大橋から瀬戸田PAまでの区間は高速道路で走りやすいこともあり平均時速30キロ超の良いペースで来ている。本日の使用機材ブロンプトンS2Eは並み居る高性能ロードバイクに引けを取らない走りをここまで展開している。


後半戦に入った。


生口橋をわたれば次は因島だ。高速道路本線の走行はここまで。


因島南インターを降りて、ここから一般道を行く。海の青さがまぶしいぐらいだ。


一般道区間では沿道住民の皆様からの声援が嬉しい。因島大橋を経て向島へ。


思っていたよりもかなり速いペースでここまできている。また、渡船区間でも時間のロスがほとんどなく向島から尾道へ。

 

渡船を降りて最後の走行を開始する。

 

尾道新浜のゴール会場では美女と尾道焼きが待っていた!



天候に恵まれたすばらしい秋の一日、今治から尾道までの70キロ、しかもそのうち40キロは高速道路を使っての贅沢でプライスレスなロングライドとなった。

 

それにしても、大会運営がなんとスムーズであったことか。プレ大会を含めて過去3回の経験が存分に活かされていることに感銘を受けた。主催者の中村県知事をはじめとした愛媛県の関係者の方々、交通規制や警備に朝からご尽力くださった警察や高速道路関係者の皆様、大勢のボランティアの方々をはじめとした大会運営の関係者、そして応援してくださった沿線住民の皆様に対して心から感謝申し上げます。

 

大会当日の模様はこちらのオフィシャル動画をどうぞ(外部リンク)。

 

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