(ブロンプトンで国師ヶ岳、金峰山と富士山を見た!編 の続き)
山梨百名山の一つ、国師ヶ岳に行ってきた。
このあたりでは、金峰山(きんぷさん)が圧倒的に有名だが、国師ヶ岳(こくしがたけ)も標高2,592mと金峰山に匹敵する高さを誇り、また頂上からの富士の眺望も素晴らしい。国師ヶ岳はなんといってもアクセスの良さが人気だ。標高2,365mの大弛峠は車が入れる峠として日本最高地点であるが、そこから頂上への距離が1kmちょっと、標高差はたったの200m程度しかなく、わずか30~40分で頂上に到達できる。また頂上への急登には木の階段が整備されているので2,592mの高峰といえどもハイキング気分で登頂可能なのだ。
さて正午を過ぎて少し雲が多くなってきたので下山することにした。
峠に戻ってきた。
大弛峠から国師ヶ岳と反対側に登ると百名山の金峰山(きんぷさん)だ。但し、峠から往復四時間以上かかるので今日は一時間半で往復できる国師ヶ岳とした。次回はぜひ行ってみたい。
山頂の岩の上でおにぎり二つ食べたが、食べ足りない。大弛小屋でカレーでも食べよう。
食事を終えて、ブロンプトンで出発だ。小屋のオニイサンに、「帰りは坂を気をつけてね。この間もバイクと車の事故があったから。」と言われた。了解です。ゆっくり行きます。
それではブロンプトンの出番だ。あの道を行く。塩山駅まで35キロある。標高2,365mの大弛峠から2,000m近い標高差を駆け下りる。休憩時間や写真をとっている時間を含めれば2時間近くかかると思われる。
[走行データ]
距離 38.63km (大弛峠~国師ヶ岳 徒歩往復3キロ、大弛峠→塩山駅 自転車35キロ)
最大標高差 2,188m
平均斜度 全体-5% 上り10.8% 下り6.5%
獲得標高 上り264m 下り2,205m
山は黄金色に輝き美しかった。
林道の両側はカラマツの葉のカーペットのようになっていた。
しかし標高2,000mは非常に寒い。スピードが出るとウインドブレーカー・厚手セーター・皮手袋をしていても体温が奪われて体感温度は零下である。途中でたまらず持っていたインナーを重ね着した。
標高1,500mあたりから赤い葉も目立ち始める。
中間地点の琴川ダムとダム湖の乙女湖だ。ダムカードをゲットしようかと思ったが、ダム事務所のあるところからの登り返しが面倒なので止めた。
山あいを抜けて甲府盆地が見えてきた。塩山駅はあと20分ぐらいだ。
山のシーズンはもう終わろうとしている。
(ダウンヒル編終わり)
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