彼は個室を持ってきた。
外に個室を持ってきた。
それは「個室」で、私は入れない。
一緒に居るハズなのに、居ないのと同じ?
透明人間になったのだと一人悲しくなった。
悲しくなった私もまた悪い。
悲しいとは言わないで、「一人で」悲しくなった。
そこにも個室が出来たみたいで、自分のことばかり考えてた。
そんな悪い子は減点。
減点透明人間。
彼のことを少しでも「幻滅だ」と思ってしまった私にも減点。
自分にも悪いところがあるのに、それを押し付けたのだから。
もう少し、上手く近づけたらいいね。
勝手に個室を作ってごめんね。
言い方も間違ってた。
“個室のドアを開けて私も入れて”じゃなくて、
“個室から出てきて一緒に歩こうよ”と あの時上手く言えたならよかったな。。
いつも後から「ごめんなさい」するこんな私を彼は許して
一緒に隣を歩いてくれるだろうか…。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
鈴音です。
昨日彼のお家に遊びに行って、すれ違いと言うか、価値観の違いと言うか、そんなものに遭遇してしまいました。
上の詩のようなものの解釈の為に、昨日のことを説明しますね。
…昨日は最初から、私が機嫌を悪くしてしまいました。
遠回りして彼の好きなおやつを買ってきて、少しでも早く会えるようにと駅まで走って…
それなのに家のチャイムを鳴らしても誰も出てこなくて、携帯に電話しても留守電で、もう帰ろうかと思って駅まで引き返してしまう程、機嫌を損ねちゃったんです。
駅に着く手前頃に彼から連絡が来たので戻りましたが…。
彼は前日にお薬を飲んでも寝付けなくて、朝方にやっと眠ったから起きれなかったそうでした。
それからしばらくお互いの体調や落ち込んだ出来事などの報告会をしたりしました。
…彼が色々思い出しちゃったみたいで泣き出してしまったので、しばらく頭を撫でたりしていました。
お互いお昼ご飯を食べていなくて、彼に至っては朝ご飯も食べていなくて、お腹がすいてきました。
彼「でもウチには何もないと思う…」
私「じゃあ私が買ってくるよ^^」
彼「いいって!;」
私「ぇ、じゃあ何か買いに行く?」
彼「どこに?マック?」
私「ぇ゙…コンビニは?;;」
彼「遠い。」
私「じゃあいいよ…;行きましょう;」
彼「ゴミ増えるから食ってくる方が都合いい…」
私「…ハイ;;」
最後まで渋っていた訳…
まず1つは私が超健康志向人間であることです。ファーストフード反対派です。
そしてもう1つ…
実は私達、付き合い始めてもうすぐ10ヶ月ですが、まだ1度も一緒にご飯を食べに行ったことがないのです。
私が喜んで作るから、っていうのもありますが…。
でも初めて一緒にご飯を食べに行くのがマックでいいのか?というのが私の言い分です。
ただのワガママですけど。。
そして彼も彼、女の子の気持ちなんて全然分かってない。
彼はその日、寝巻き…つまりジャージで居ました。
私と居るだけだし、彼は自宅なワケですし、そこは私何も思わなかったんです。
しかし出かけることが決まったら、そのまま部屋を出て行く彼…。
彼の言い分としては、「地元だし近所だし、いいじゃない。それに鈴音さんに影響することなんて1つもない」と。
でもそれでいいのでしょうか、と私は1人、頭の中で葛藤していました。
ご飯食べに行く場所は妥協したけれど、せめて着替えてほしかったんです…。
彼が着ていたジャージは、高校の体育の時に着ていたもの。
落ち着くのならそれでも構いません。寝る時に着るものなのですから。
でも膝に穴の開いたソレを着て外に出るの?私が隣を歩くのに?
自分は気にならなくても私は気にするよ…女の子だから見た目くらい気にするわよ…。
そう思って悲しくなった矢先に、もっと悲しくなりました。
だってジャージで外に出るのも賛成出来ないのに、足元はサンダルで出てくるのですから…
機嫌は悪くなる一方の私。
結局何も食べずに黙りっぱなしで、帰りには泣き出してしまいました。
…そこまでが上の詩のようなものの内容です。
『個室』とは、自分の部屋のこと。
自分の部屋だから部屋着で居る、という意味です。
でも外に出てまで個室を持って来ないでよ、出てきてよ(=着替えてよ)という意味になります。
「嫌だ」と「着替えてよ」と言えなかった私もまた悪いのに、勝手にスネてしまいました。
確かに「え~、ソレはちょっと…」と言ったり、個室の例も挙げてみました。
でもそうやって遠回りにしか伝えていませんでした。
だから彼だけが悪いわけではないのに、勝手にスネて泣いてしまいました…
今回のことで、これからは嫌なことでもハッキリと言えるようになる必要があるな、とお勉強しました。
「コレが嬉しい」「アレが嬉しかった」というプラスのものなら素直に言えるのですが、マイナスなものは素直に言えなくて…。
“それは私の価値観を押し付けてしまうだけなんじゃないの?”と思ってしまうから、つい遠慮して言えなくなってしまいます。
でも言わないで自分の中に嫌な気持ちを押し込んで、最後に泣いてしまうのは結果的に一番彼を傷つけてしまうのではないかと気づいたから…。
いつも一度は傷つけないと分からない、こんな私でごめんね、馬鹿でごめんね。。。
どうして何かを犠牲にしてしか何かを学べないのでしょう。。
つけてしまった傷はどうにも出来ないけれど、でも次からはもう同じ傷をつけないように精一杯頑張るよ…。