死霊のはらわた(2013)ゾンビとホモの映画 | キ〇ガイの記録

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精神異常者のたわごと

 

 

1981年のヒット作をリメイクしたもの。監督、脚本は同じ。

 

前作ファンからの評価が低いらしいが、私は前作を見ていないので比べようが無い(゚ー゚;

 

ちょうど良いグロさ、そしてスリリングだったと思う。

 

人里離れた森の家で滞在する美男美女5人。

 

精神を病み、ODが止められないミア、その兄デビッド、その恋人ナタリー、彼らの友人で看護師のオリビア、同じく友人でホモのエリック。

 

余談ですが、オリビア役の女優ジェシカ・ルーカスがとても綺麗でセクシーで印象的でした。多分、黒人と白人の混血かな?

 

そしてエリックがホモっていうのは本当です。私が勝手に言っているのではありません。

 

さて、彼ら5人はミアの薬物中毒の治療のため、療養に来ています。荒治療が必要、との事で、ミアが途中で帰りたがっても帰してはいけないらしい。

そういう訳で、外で女性の幽霊みたいなのを見たから帰りたいと主張するも、禁断症状故の幻覚であると窘められる。

 

一人で帰ろうとしたミアは、森の中でゾンビみたいな幽霊に遭遇。

この幽霊の女性がすごく綺麗で、這いずり回ってボロボロになってるミアの方がある意味幽霊みたい(;^_^A

 

幽霊の口から出てきたはらわた(?)が入っていったのは陰部であると、最初疑わなかったけど、考えてみれば「はらわた」なのだから肛門である可能性も・・・

 

そんなわけで、ミアは幽霊だか悪魔だかに憑かれてしまった。異変に気付いた一行は、彼女を病院へ連れて行こうにも大雨洪水のため通行止め。山小屋に閉じ込められた状態に。

 

ゾンビ化したミアの吐瀉物を浴びたオリビアもゾンビ化。たまたま様子見に来たエリックが、ガラスの破片や注射針で刺されたりするも、オリビアの頭を真っ二つにして、一命をとりとめる。

 

因みにこの映画、CG一切使わず特殊メイクのみ。

 

エリックの治療道具を取りに来たナタリーは、ミアの助けを求める声を聞き、彼女が正気に戻ったと思い近づくが、それは罠だった。

 

ミアに噛まれた手が原因で、ゾンビ化しかけるも自ら手を切り落として助かった・・・と思いきや、ミアにディープキスされ血を摂取させられてたからなのか、やっぱりゾンビ化。

 

ところで、ミアがナタリーを「この腐れ女!」って言ってた(和訳)んで、ナタリーは腐女子って事なんだと思います。

デビッドがエリックの手当てをしているのを見て「キャー!デビッド×エリックよー!エリックの誘い受けだわ!」とか考えてる脳内を、人外化した事でそういう能力手に入れたミアに読まれたのでしょう。

 

それはともかく、彼らがこの状態を解消する方法は、①ゾンビの四肢を切断 ②生き埋め ③燃やす のいずれかを選ばなければならない。

どれもおぞましい方法ばかりだなあ・・・そういう映画なんだけど(゚ー゚;

 

デビッドは、一度ミアを生き埋めにし、電気ショックで生き返らせる方法を思いつく。

そのために、ミアを確保するが、同時にエリック死亡。デビッドに「ずっと会いたかった!」とか色々告白してるの見て、ホントにホモなんだなあ、と確信しました。

 

ミアの蘇生は見事成功。てっきりまた悪魔の罠かと思ってハラハラしてたら、本当にミアでした。

これで終わりかと思いきや、車の鍵を取りに来たデビッドが、なぜかゾンビ化したエリックに刺される。

エリック、ゾンビの血とか浴びたりしたっけ・・・?ひょっとして、デビッドへの執念がそうさせたのか( ̄□ ̄;)?!

 

ミアに鍵を渡し、彼女を外に出したデビッドは、銃でガソリンを撃ち、小屋を炎上させる。

こうしてホモ心中で幕を閉じた・・・

二人ともイケメンなので、上映当時、きっとアメリカの腐女子達が沸いただろうなー

 

かのように見えたが、土砂降りの血の雨が降り、地面から貞子か加耶子みたいなゾンビ登場。

設定は悪魔だけど、ゾンビにしか見えないし、もうゾンビで良いよね。

 

追われるようなスリリングさを感じたいなら、ここからが本番。

車の下に忍び込み、チェーンソーでゾンビの両足を切断するも、車のタイヤに腕を取られてしまうミア。

 

自らの腕をちぎり(えー?!)手の無くなった腕に、チェーンソーをくくりつけて、ゾンビの頭を真っ二つに。

 

小屋の前に落ちていた、デビッドから貰ったペンダントを再び首にかけ、本当に終了。

 

一番最初に憑かれたミアが、まさかの一人だけ生き残りになるのは意外だったなー。

それともスプラッタ系では珍しくないのか。

 

そこそこテンポ良く進むので、そこそこ退屈せずに見れたのだけど、もうちょっとスピード感が、個人的には欲しかった。