映画『ロイヤル・ナイト』のロケ地、チャッツワース・ハウス | Britain Park  - 英国政府観光庁 -

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こんにちは、ブリグリンです。


今日も
昨日に引き続き、イギリス映画関連の記事をご紹介!


トラック
運転手兼整備士だったエリザベス女王と、戦勝記念日の彼女の忘れられない一夜を描いた映画『ロイヤル・ナイト』のロケ地、チャッツワース・ハウスについて、Ricaauthorさんにご紹介していただきます。


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もう一ヶ月前になりますが、5月8日はヨーロッパの戦勝記念日でした。毎年、この日はイギリス全土でも祝賀イベントやパーティが開かれます。日本の終戦記念日とは全く違う風景をロンドンで目にする度に、戦勝国と敗戦国の運命について考えさせられたものです。

 

イギリス国軍は女王陛下の軍隊であり、名目上、エリザベス女王はその最高指揮官です。王室メンバーも一時なりとも軍人として、その活動に貢献します。第二次大戦時、イギリスでも男たちが戦地に赴任する一方、女性は地上補助軍の隊員として活動しました。1945年2月、当時18歳だったエリザベス女王も、自ら国王である父のジョージ6世に依願し、トラックの運転手兼整備士としての訓練を受け、同軍の一員として活躍されたそうです。





大戦中のエリザベス女王の活躍を報じた1947年のアメリカの雑誌記事から。当時、エリザベス妃がトラックのタイヤ交換などをしておられる写真は、さらにコチラでもご覧になれます。





雑誌『ヴァニティ・フェア』の表紙を飾る、今年90歳を迎えられたエリザベス女王。撮影はアニー・リーボヴィッツ。女王がこれまで飼ってこられたコーギー犬は30匹以上。犬は彼女を特別扱いしないので、一緒にいて、とても癒されるのだそう。表紙に一緒に収まっているのは、現在、彼女と暮らす4匹。私も犬を飼っていたので、その表情から、女王と一緒にいてとても嬉しそうな子、彼女のことを気遣っている子がいるのが分かります。





<動画>

 在、日本で公開中のイギリス映画『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出予告編



1945年5月8日、エリザベス妃(当時)は、父・ジョージ6世の特別なお許しを得て、妹のマーガレット妃とともに、ヨーロッパ戦勝の祝賀で盛り上がるロンドンの街に繰り出しました。この実話に基づき、プリンセスが過ごした忘れられない一夜を描いた作品。補助軍の帽子を被り、制服をお召しになった姿も可愛い。見終わった後、幸せな気分になるチャーミングな一作。


 

この映画『ロイヤル・ナイト』でバッキンガム宮殿内シーンの撮影に使われたのが、北西イングランド・ダービシャーにあるチャッツワース・ハウスです。ここは16世紀からデヴォンシャー公爵の爵位を有するキャベンディッシュ家の邸宅で、私も大好きな2005年の『プライドと偏見』を含む数々の映画の撮影も行われています。同映画にも登場したミスター・ダーシーの胸像もあります。私も2012年にプレスツアーで訪れましたが、素晴らしいロケーションでした。(一部)一般公開されている麗しいチャッツワース・ハウスに、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。

 

チャッツワース・ハウス外観
©Chatsworth House




『ロイヤル・ナイト』にも登場するチャッツワース・ハウスのホール
©Chatsworth House




同ライブラリー
©Chatsworth House



同ダイニング・ルーム
©Chatsworth House
 Chatsworth House




テキストby ricaauthor
『イギリスの首相に学ぶ 反論の伝え方』の著者。どんな質問や批判がきても即答できるイギリスの首相。サッチャー、ブレア、キャメロン首相らのユーモア溢れる切り返しを分析・まとめた本邦初の書籍です。



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