「台湾茶藝館いろは」の台湾便り

「台湾茶藝館いろは」の台湾便り

安曇野で「台湾茶藝館いろは」の店主をしております。
HPで紹介しきれない台湾情報をアップしていきたいと思います。
また記事につきましては台湾在住のnaoさんにもご協力頂いています。
台湾旅行のお供になれば幸いです。

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昨日は十五夜、そして今日は十六夜の満月。

 

月の光を浴びると、パワーを貰えそうですね。

 

今日の月はクリーム色で、優しい光でしたよ。辺り一帯も金木犀の香りに包まれていました。

 

今宵のお茶のお供は、凍頂烏龍茶手工炭焙です。

 

そしてお供は、今朝作った見た目和風の月餅。

生地には金木犀を入れ込みました。

 

ほっこりできます。

 

 

 

台湾の名店が10月25日に閉じるそうです😭

 

やはりコロナの影響で観光業が。。。。残念ですね。

 

今日、安曇野FM パーソナリティー小川さんのコーナー「安曇野花だより」に出させて頂きました。

 

 

 

暦の上では、もう秋。。。

 

萩が咲き出しています。

 

最初、繁り過ぎているので、カットしていたところ、逆に四方八方に広がって収拾がつかなくなり。。

 

今は花も咲いているので、ほぼほぼ放置です。

 

豊かに咲きこぼれる萩の花は、豊穣の秋のシンボルといえるでしょう。

 

花言葉は、思案、内気、柔軟な心。。。確かに花は控えめで葉も柔らかく頼りなげですが。。。

 

根はどうしてどうして、逞しく、刈っても刈っても生えてきます。

 

秋の七草の一つですが、

 

「おすきなふくは(お好きな服は?)」と覚えると良いそうです。

 

みなえし(女郎花)

すき(薄)

きょう(桔梗)

でしこ(撫子)

じばかま(藤袴)

ず(葛)

ぎ(萩)

 

「鳴き渡る雁の涙や落ちつらむ

   物思ふ宿の萩のうへの露」(よみ人知らず)

 

これから萩が咲き乱れ、少しずつ暑さも落ち着いてくるでしょうか。

 

今年は 「いろは」の庭で、秋を満喫してみます。

 

焙煎した台湾茶は、この季節にピッタリ合うでしょうか。

 

 

 

 

長雨からの猛暑で、日焼けが多くなってしまいました。

 

8月収穫のシナノリップ。

 

新しい品種で、「8月にりんごがあるの?」と驚かれます。

 

スタートダッシュが早いりんごで、5月中にみるみる大きくなります。

 

今年のリップは、木が安定してきたこともあり、かなり美味しくみずみずしく、夏らしい甘酸っぱさがあります。

 

喉が渇いた時はいいですね。

 

この他にも津軽があります。

 

贈答用の大きなりんごは出荷が終わり、自家用のりんごがまだあります。

 

当店でもお求め頂けますので、ご利用くださいね。

 

 

自家用は若干の傷やスレ等ありますが、味は変わりなく、お安くなっています。

 

 

 

糸瓜ってご存知ですか?

 

19世紀末、中国から導入された「覚糸うり(かくしうり)」が「金糸うり」「そうめんうり」「なますうり」

 

という名前になり、各地に散在されて栽培され始めたと言われています。

 

頂き物を今日調理してみましたが、美味しい♪❣️

 

ダイエットになるのでは?

 

 

まずは茹でます。10分くらい

 

 

だんだんと糸状になってきます。冷水にとってほぐします。

 

 

ごま油と胡椒とウエイパーで炒めました。

いくらでも食べられます。

 

酢の物にしても美味しそう。

 

糸瓜の全体像を撮り忘れましたが、ぜひお試しください。

 

ごちそうさま♪

 

今月から来月頃、ギャバロン茶が入荷の予定です。お待たせしております。

 

 

 

こんな焙煎機で 自分だけのお茶を作ることができます。

 

焙煎時間は1時間、温度は100度までのお好みで、自分ならではの焙煎加減で、好きな香りに仕上げましょう。

 

DIY所要時間は全部で2時間。

 

清香、ご自分の焙煎したお茶、プロが作った焙煎茶 の3種類を試飲します。 

 

人によって味と香りが全く違うお茶ができるので、焙煎がどいうものかが分かります。

 

茶葉30gお土産付きで5,000円です。

 

ちょっと宣伝でした。

 

 

自分のお茶に名前をつけて頂きます。

 

皆さん、なかなかオシャレなお名前になりました!

 

 

象山歩道を登って行きます。

 

ここは台北101が良く見える場所です。

 

お天気が良ければ夕日も綺麗です。

 

登りがきつい。。。。結構時間がかかりました。

 

運動不足の方はご覚悟を!

 

 

電灯が邪魔ですが。。。綺麗な夕焼け。 私晴れ女なので、失敗しません!

 

 

雲の感じも何だか幻想的。

 

 

結構きつい登り坂でした。

 

 

ゾウさん、ゾウさん。。。

 

 

MRT象山駅から往復1時間ほど。

 

岩の上で記念写真撮れますが、並んでいるので、順番に♪

コロナ禍はますます勢いを増し。。このお盆休みも我慢の時間でしょうかえーん

 

こんな時は烏龍茶を飲みながら、台湾旅行気分で地図を眺めたり、写真を見たり。。。

 

先日、阿里山賓館について書いたので、飲むなら阿里山茶かな?

 

お土産用にあるのが、阿里山鉄道の写真付きのお茶缶に入った阿里山茶。

 

美味しさは全く保証しません😀

 

 

さて、台湾在住中、御来光を拝みに阿里山国家風景区へ行きました。

 

この時のお宿が阿里山賓館でした。

 

台北から阿里山行きの深夜バスがあるので、それに乗ります。

 

バス停から少し歩くと阿里山鉄道の阿里山駅があります。

 

 

 

終点が祝山駅です。

 

日の出に間に合うように到着するので、発車時刻も確認が必要です。

 

 

皆さん、今か今かと。。。。サングラスは必要ね。上着は必要です。(写真は9月中旬)

 

 

もう少しです。

 

 

急に雲が出て来て心配でしたが、無事!御来光を拝めました。

 

レトロな阿里山鉄道。

祝山から歩いて降りて来ました。

桜の咲く時期ならインスタ映えするかな。

 

阿里山賓館の屋上から見た景色もなかなかです。

 

  

 

 

 

 

美味しいお茶の条件には色々あります。

 

まずは、丁寧な茶摘みから。。。

 

時間は朝露が消えて1時間ほど経ってから。

 

午前中早い時間に摘むのが理想です。なぜなら、遅い時間だと天日に晒す時間が取れなくなるから。

 

葉を傷つけないように摘むには、かなり熟練が必要です。

 

葉を傷つけてしまうと、水分が上手く抜けなくなってしまいます。

 

 

こんな風に摘んでいきます。

 

今年台湾へお茶摘みに行く予定でした。

 

残念。。。

 

 

昨日冷茶に便利なガラスの急須をご紹介しましたが、冷茶に合うお茶はどんなお茶が良いでしょうか、

 

という質問がありました。

 

まず、いいお茶である必要は無い。。。と思います。

 

いいお茶とは、バランスの良いお茶だと思っています。

 

なので、これはやはり熱いお湯で淹れた方が美味しいです。

 

お土産で頂いた物や、自分で買ってちょっと今一つかな。。。というお茶を冷茶で淹れてみて下さい。

 

アンバランスなお茶は意外と冷茶の方が美味しく頂けます。

 

自分の持っているお茶の美味しさを最大限に引き出してあげたいですものね。

 

 

冷茶に使うお水はアルプスの湧水を一度沸かした物を使っています。

 

やはり山の水は美味しいですね。

 

今日、水を汲んでいる時に、そばで待っている人の中に、何が違うのかな。。とおっしゃっているのを

 

ちらっと聞きました。

 

ミネラルですね。このバランスがいいのでしょうね。

 

飲んだ時に柔らかく甘く、まろやかです。

 

 

水については、既に唐の時代(8世紀)、『茶経』に記されています。

 

一番良いのは山の水。そしてどこの水が良いのか、水源についても色々比べられ、名水と呼ばれるランキングもあります。

 

中国ドラマで、たまにお茶のシーンが出て来ます。

 

雪水を溶かして。。。とか、蓮の花の露を集めて。。とか。。。

 

唐代の詩人白居易も「融雪煎香茗(雪解け水で名茶を淹れる)」と言っています。

 

一度美味しい水に出会うと妥協できなくなるのでしょうか。

 

水は茶の母である・・・本当にその通りだと思います。