昨日は十五夜、そして今日は十六夜の満月。
月の光を浴びると、パワーを貰えそうですね。
今日の月はクリーム色で、優しい光でしたよ。辺り一帯も金木犀の香りに包まれていました。
今宵のお茶のお供は、凍頂烏龍茶手工炭焙です。
そしてお供は、今朝作った見た目和風の月餅。
生地には金木犀を入れ込みました。
ほっこりできます。
今日、安曇野FM パーソナリティー小川さんのコーナー「安曇野花だより」に出させて頂きました。
暦の上では、もう秋。。。
萩が咲き出しています。
最初、繁り過ぎているので、カットしていたところ、逆に四方八方に広がって収拾がつかなくなり。。
今は花も咲いているので、ほぼほぼ放置です。
豊かに咲きこぼれる萩の花は、豊穣の秋のシンボルといえるでしょう。
花言葉は、思案、内気、柔軟な心。。。確かに花は控えめで葉も柔らかく頼りなげですが。。。
根はどうしてどうして、逞しく、刈っても刈っても生えてきます。
秋の七草の一つですが、
「おすきなふくは(お好きな服は?)」と覚えると良いそうです。
おみなえし(女郎花)
すすき(薄)
ききょう(桔梗)
なでしこ(撫子)
ふじばかま(藤袴)
くず(葛)
はぎ(萩)
「鳴き渡る雁の涙や落ちつらむ
物思ふ宿の萩のうへの露」(よみ人知らず)
これから萩が咲き乱れ、少しずつ暑さも落ち着いてくるでしょうか。
今年は 「いろは」の庭で、秋を満喫してみます。
焙煎した台湾茶は、この季節にピッタリ合うでしょうか。
コロナ禍はますます勢いを増し。。このお盆休みも我慢の時間でしょうか
こんな時は烏龍茶を飲みながら、台湾旅行気分で地図を眺めたり、写真を見たり。。。
先日、阿里山賓館について書いたので、飲むなら阿里山茶かな?
お土産用にあるのが、阿里山鉄道の写真付きのお茶缶に入った阿里山茶。
美味しさは全く保証しません😀
さて、台湾在住中、御来光を拝みに阿里山国家風景区へ行きました。
この時のお宿が阿里山賓館でした。
台北から阿里山行きの深夜バスがあるので、それに乗ります。
バス停から少し歩くと阿里山鉄道の阿里山駅があります。
終点が祝山駅です。
日の出に間に合うように到着するので、発車時刻も確認が必要です。
皆さん、今か今かと。。。。サングラスは必要ね。上着は必要です。(写真は9月中旬)
もう少しです。
急に雲が出て来て心配でしたが、無事!御来光を拝めました。
レトロな阿里山鉄道。
祝山から歩いて降りて来ました。
桜の咲く時期ならインスタ映えするかな。
阿里山賓館の屋上から見た景色もなかなかです。
昨日冷茶に便利なガラスの急須をご紹介しましたが、冷茶に合うお茶はどんなお茶が良いでしょうか、
という質問がありました。
まず、いいお茶である必要は無い。。。と思います。
いいお茶とは、バランスの良いお茶だと思っています。
なので、これはやはり熱いお湯で淹れた方が美味しいです。
お土産で頂いた物や、自分で買ってちょっと今一つかな。。。というお茶を冷茶で淹れてみて下さい。
アンバランスなお茶は意外と冷茶の方が美味しく頂けます。
自分の持っているお茶の美味しさを最大限に引き出してあげたいですものね。
冷茶に使うお水はアルプスの湧水を一度沸かした物を使っています。
やはり山の水は美味しいですね。
今日、水を汲んでいる時に、そばで待っている人の中に、何が違うのかな。。とおっしゃっているのを
ちらっと聞きました。
ミネラルですね。このバランスがいいのでしょうね。
飲んだ時に柔らかく甘く、まろやかです。
水については、既に唐の時代(8世紀)、『茶経』に記されています。
一番良いのは山の水。そしてどこの水が良いのか、水源についても色々比べられ、名水と呼ばれるランキングもあります。
中国ドラマで、たまにお茶のシーンが出て来ます。
雪水を溶かして。。。とか、蓮の花の露を集めて。。とか。。。
唐代の詩人白居易も「融雪煎香茗(雪解け水で名茶を淹れる)」と言っています。
一度美味しい水に出会うと妥協できなくなるのでしょうか。
水は茶の母である・・・本当にその通りだと思います。