受験記②(社会保険労務士試験編) | 合格への道のり("3つの道"編)

合格への道のり("3つの道"編)

これまで宅地建物取引士試験、行政書士試験、司法書士試験、海事代理士試験及びマンション管理士試験に一発合格しました。2022年からは受験生、実務家(士業)及び講師の3つの道を歩みますので、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m。

皆さん、こんにちは。

リーダーズ総合研究所・講師の板野です。

 

早いもので、2月も残り数日・・・

2024年を迎えて1月・2月はあっという間に過ぎ去ったように感じます。

2月は神保町オフィスの設営や社会保険労務士試験に向けた学習を再開したことで生活面が充実してきた反面、将来の進路(2ndステージ)についての悩みも具現化しています。

 

こうした状況で、資格試験の勉強は義務ではないし他に優先すべきことがあれば勉強の優先順位が後退する(せざるを得ない)こともあります。いかに秀逸な教材を手に入れようとも、いかにわかりやすい講座を受講しようとも、使い込まないと意味はありません。

 

結局のところ、資格試験は頑張るのもサボるのも結局は自分次第です。

 

ということは、資格試験における最大のライバルは他の誰でもない自分自身ですからね。

 

ただ、昨日の自分のレベルを超えるのは容易ではなく、次々と新しい知識を仕入れても同じくらいの量の知識を忘れていくのであれば、差し引き0(ゼロ)ですから・・・。その点を意識しておかないと成長していかないですね。

 

 将来の進路

今最大の悩みは、

①実務家(士業)として独立開業

②受験生として(米国)司法試験を目指す、のどちらを優先的に進めていくかということです。①を選択しても②については司法試験予備試験ルートでの受験を考えており、二者択一というわけではありません。これまで多くの方から助言を受け、22日(金・祝)からの3連休中に妻とも良く相談した結果、②を優先することに決めました。

 

とは言え、方向性は②と決めても、検討事項は種々あります。

どこのロースクールに入学するか、既習コース(2年)か未習コース(3年)か、入学試験対策はいつ頃から始めるか(社会保険労務士試験の受験勉強をしながら入学試験対策の勉強は可能か)、司法試験予備試験での受験はできないのか・・・、など。

 

週明けの26日(月)午前には早速幾つかのロースクールに電話し、履行概要や入学試験について確認しました。6月頃に「入学説明会」が行われるようですので、引き続き情報収集しつつ、それまでに決めていきたいと思います。

 (2024.3.2追記)
司法試験予備試験ルートを考えて幾つかの受験指導校の受講相談を受けました。
 
その内容を踏まえ、仮に予備試験ルートを選択した場合の無理のないスケジュールを立ててみました。
①2024年9月:刑事系(刑法・刑事訴訟法)
②同年12月:対策講座(資格スクエア)
③2026年:司法試験予備試験
④2027年:司法試験
 
これまで受験した資格試験の知識では、刑事系が圧倒的に足らないので、LEC大塚裕史先生の講座を受講します。また、受講相談の結果を踏まえて、対策講座は資格スクエアに決めました。
 
さて、あとは受験年。
社会保険労務士試験を終えた9月以降、集中して勉強に取り組むとして、1年前倒して2025年の司法試験予備試験の受験に間に合うかどうか・・・。
 
ロースクール経由の検討と併せて、しっかり検討したいと思います。
 
 (2024.3.3追記)
予備試験ルートの1年前倒し計画(2025年に司法試験予備試験を受験)を立ててみました。
①2024年3月:刑事系(刑法・刑事訴訟法)
※対策講座は以下の2つ(いずれもLEC)
・『基本刑法』読み込み講座(総論・各論)
・『基本刑事訴訟法』読み込み講座
②同年9月:対策講座(資格スクエア)
③2025年:司法試験予備試験
④2026年:司法試験
 
このプランの最大の課題は社会保険労務士試験と刑事系の学習を並行して進めることができるか。
 
6月以降の直前期は別として、今日から5月までの約3ヶ月で上記2講座を消化できれば2025年の司法試験予備試験の受験は可能だと思います。
 
これ以上考えても前に進まないので、とりあえず並行学習を進めてみます。
 

 神保町オフィス

神保町のオフィスは順調に設営できており、文房具や備品等を購入したり、自宅から厳選した実務書をせっせと運んでいるので、デスク周りだけでなく書架についても漸く実務書が集まってきました。

 

2月16日時点のデスク周り

 

2月22日時点の書架(一部)

 

ちなみに、現時点における私の学習環境(場所)は、

①自宅

②自習スペース(快活CLUB、図書館)

③神保町オフィス

④カフェ

⑤その他隙間時間(電車内等)、となっていますが、勉強へ集中できるのもこの順。特に、③は学習環境として最適のはずが・・・

 

③が低いのは周囲に書店という"誘惑"が多過ぎるからですが、折角学習環境として整ってきましたのでもっと順位を上げていかないといけませんね。

 

ちなみに、神保町オフィスから地下鉄メトロ丸ノ内線淡路町駅に徒歩で向かう途中、勉強に最適なカフェを発見しました。店内では、お客さんの半数以上は仕事したり勉強したりしています。 事務所は基本的に1人勉強なので、たまにはここで勉強してから帰るのもありだと思っております。学習モチベーションがUPする、そんなカフェです。

 

 

 学習上の工夫(予習中心)

コロナ禍で更にライブ講義は激減しましたが、25日(日)はスクーリング制度を活用して辰巳法律研究所・東京本校でライブ講義に出席しました。当日はあいにくの空模様にも関わらず、受講生は老若男女約30人ほど出席していました。

 

 

受講生がこぞって集中して講義を受講している姿を拝見すると、私自身のモチベーションもUPしますね。

 

ただ、当該モチベーションは経験上、長続きしませんので、利用回数に上限がないスクーリング制度について次週以降も定期的(毎日曜日)に活用しようと思っています。

 

なお、今回は「社会保険に関する一般知識」第1回・第2回を2コマ続けての受講(途中で約1時間昼休憩)となりましたが、しっかり予習して講義を受講した結果、脳疲労が蓄積しないことがわかりました。

 

これは大きな発見で、当該脳疲労のコンディションであればその日中に復習まで一気にできるので"学習密度"はグッと上がるし、そもそも講義の理解度は半端なく高いです。

 

受験指導校の基幹講座を受講と、講師から「予習は効率が悪い。予習は不要。復習に力を入れて欲しい」などと良く耳にしますが、大学受験までや仕事においては何事も事前準備(=予習)が大切と教えられてきた私には逆に思えていました。

 

これまで①高校時代及び仕事は予習・事前準備を重視、②資格試験は復習を重視するWスタンダードを採っていましたが、予習は講義での深い理解を得られるだけでなく、思考力や判断力も鍛錬できるので、社会保険労務士試験については予習中心の勉強法で受験したいと思います。

 

 

 

一方、復習は単に知識を記憶作業と位置付けて、隙間時間を使って定期的に繰り返すのが良いと考えております。ただ、隅から隅まで記憶しようとすると脳内がオーバーフローするので2段階方式(直前期まで)を採用します。

 

すなわち、

①重要な法律用語の記憶

②重要論点の記憶、の順で繰り返し記憶していき、直前期に突入するまでに長期記憶化するのが目標です。なお、①②以外の枝葉の知識は直前期に集中して記憶します。

 

この復習法は大学受験まで採用していたので、予習だけでなく復習についても大学受験時代の学習法に戻します。そして、新しい学習法の成果や課題等について、本ブログで紹介していきたいと思います。

 

 

このように前回に続いて今回も色々と悩みは尽きませんが、目先の目標(社会保険労務士試験に合格)を疎かにすることはできないので、しっかり取り組みます。

 

  学習計画表(5月まで)

2月25日(日)までの学習成果

2月に入って社会保険労務士試験の学習を再開しました。

現時点で、全10科目中、

①労働安全衛生法

②労働に関する一般常識(法令のみ)

③健康保険法(手元に届いている第1回~第4回、第5回・第6回は未習)

④社会保険に関する一般常識(第1回・第2回をライブ受講)、の学習を終えています。

 

3月の学習計画

※略号 社:社会保険労務士試験、予:司法試験予備試験

2月17日(土)に右田修三先生の「個別学習相談」を受けた後で学習方針を一新し、当面3月10日(日)の「過去問分析答練3(社会保険編)」で高得点(SABCDランク中、A以上)を狙うことを目標に主として健康保険編(2科目)の学習を集中して行います。

 

それ以降、まだ未習の労働基準法や労働保険編の学習と並行して、年金編の学習を進めます。4月末で年金編のライブ講義が終了するので、それまでに講座カリキュラムに追いつくイメージですね。

 

 2月26日(月)

(午前)

・幾つかのロースクールに履修概要や入学試験について確認

・学習計画②の作成【済】

(午後・夜)

・企画書の加筆・修正

・社:健康保険法第1章・第2章P.38まで(復習)【済】

 

 2月27日(火)

(午前・午後)

・事務所出勤日(13時より新企画に向けたミーティング)

・社:健康保険法第2回(復習)

(夜)

・社:健康保険法第2章P.39〜48(復習)【済】

 

 2月28日(水)

(午前)

・生命保険会社との打ち合わせ

(午後)

・新企画の資料原案を作成

・社:健康保険法第2章P.49〜56(復習)【済】

(夜)

・社:健康保険法第3章P.80〜P.92(復習)【済】

 

 2月29日(木)

(午前)

・事務所出勤日(新企画に向けた資料修正)

・社:TAC選択式問題集「健康保険法」全9問【済】

(午後)

・社:健康保険法第4章・第5章P.105〜P.117(復習)【済】

(夜)

・社:健康保険法第5章P.118〜135(復習)【済】

 

 3月1日(金)

(午前・午後)

・予備試験ルートの検討(資格スクエアの無料講座を視聴、無料相談を受講)

・社:健康保険法第5章P.135~136(復習)【済】

(夜)

・社:健康保険法第5章P.137~149(復習)【済】

 

 3月2日(土)

(午前)

・予備試験ルートの検討(無料相談を受講)

・社:健康保険法第5章P.150~160(復習)【済】

(午後)

・社:社会保険に関する一般常識第8章〜第10章(予習)【済】

(夜)

・社:社会保険に関する一般常識第5章・第6章(予習)【済】

 

 3月3日(日)

(午前・午後)

・実家での事故対応(物損事故の被害確認等)

(夜)

 ・予:『基本刑法』読み込み講座(総論)第7回【済】

⇒ 受験記①(社会保険労務士試験編+α)