すっかり御無沙汰しておりました。
リーダーズ総合研究所・講師の板野晃治(HN:とある受験生XYZ)です。
毎日が暑い日が続いておりますが、受験生の皆さんは如何お過ごしでしょうか?
私の受験生時代もそうでしたが・・・、
今年の本試験に合格(あるいはリベンジ)を誓った受験生がやる気を失うのも、まさにこの季節ですよね。今夏も猛暑となることが予想されていますが、暑さに負けず、しっかり勉強して必ず合格を勝ち取りましょう!
そのために、私も一講師として受験生の皆さんをしっかりサポートしていきます。
さて、今回はそのサポートの一環として、私が担当する記述式対策講座について御案内したいと思います。
(講座タイトル)
「記述式解答プロセスマスター講座」
①民法に関する記述式問題を通じて
②解答プロセスを習得し、
③脱・白紙答案!
(講座案内)
行政書士試験の記述式問題は択一式問題とは出題形式は異なることから、限られた時間内で正解を導くための手順(解答プロセス)も当然ながら異なっており、各々について解答プロセスを確立しておく必要があります。
本講座では、多くの受験生が苦手としている民法に関する事例式問題を取り上げて、これら出題形式の違いを明らかにしつつ、記述式解答プロセスを習得し、白紙答案をなくすことを狙いとしています。
なお、記述式問題の解答プロセスは法律実務の思考と共通する点も多くみられることから、その点を意識して学習することで、合格後を見据えた実務家能力を養成することをも企図しています。
受験生の多くは法令科目や一般知識等科目の択一式対策に力を入れる余り記述式対策はついつい後回しにしがちで、直前期になって慌てて模擬試験や答練などの記述式問題を解く程度の学習にとどまっているのが実情ではないでしょうか・・・(実は、受験生時代の私がそうでした)。
ただ、記述式(特に、テーマ未表示型)は方法論を確立しないと白紙答案やテーマ・論点の外れた答案を解答してしまうリスクが高くなります。
そこで、受験生の皆さんが直前期"前"のこの時期に記述式解答プロセスを習得し、本試験において白紙答案を脱することを企図して本講座を御用意しました。
(講座ガイダンス等)
本講座の受講にあたっては、先に対談シリーズ第5弾(記述式解答プロセス)を視聴していただけますと幸いです。
本動画では、記述式解答プロセスの概要をメインに山田斉明先生との対談形式でお伝えしています。
また、本講座で記述式解答プロセスを習得した後は直前期に突入する9月に「直前記述式対策講座」を開講しますので、出題予想を兼ねた問題演習として活用していただけますと幸いです。
(講座の進め方)
本講座(全6時間)では、1.基礎編(2時間)と2.実践編(4時間)とに分けて進めます。
1.基礎編
基礎編では、オリジナルレジュメに従って記述式解答プロセスだけでなく、択一式解答プロセスについても学習します。
(択一式解答プロセス)
択一式問題は、法令科目では解答用紙にマークする時間も含めて1問当たり約2.5分を目安に解く必要があります。
本講座では、特に相応の解答時間を要する"民法"の択一式問題の解答プロセスについて、実際に過去問を本プロセスに当てはめて解きながら解説しています。
なお、それ以外の行政法や商法・会社法、あるいは最近出題が増えてきた憲法の現場思考型問題についての解答プロセスは対談シリーズ第4弾"過去問"で解説していますので、本動画を視聴していただけますと幸いです。
(記述式解答プロセス)
記述式問題は、出題形式の違いによって以下の2つに分類できます。
①テーマ表示型
②テーマ未表示型
①テーマ表示型
この内、①の解答プロセスについては、択一式解答プロセスとほぼ同じです(最後のStep③が異なるだけです)。
したがって、①は択一式解答プロセスの延長で習得できますので、特別な訓練は必要ありません。
なお、Step③では、択一式解答プロセスと異なって答案作成する必要があります。
普段の学習において受験生の多くはテキストを"読む"、あるいは講義を"聴く"ことは実践していますが、法律用語(法律文章)"書く練習"はあまりしていないと思いますので、記述式対策の一環として法律用語等を書く練習をして下さい。
こうした書く練習をしておかないと、緊張した本試験の場で法律用語をド忘れしたり、漢字を間違えて減点される可能性があります。
②テーマ未表示型
一方、②については、どのような対策をすれば良いのかわからず、方法論を確立できないまま本試験を受験している受験生が多数だと思います。
近年、②についても出題数が増えており、方法論を確立しておかないと、テーマ・論点の外れた答案を解答してしまう羽目になってしまいます。
あるいは、何を書いて良いかわからず、時間切れとなって答案が白紙のまま提出する受験生も一定数いらっしゃると思います。
そこで、本講座では、テーマ未表示型の解答プロセスを御提案し、行政書士試験の過去問を解きながら本解答プロセスを習得していきます。
なお、本解答プロセスは法律実務に非常に近い思考なので、合格後を見据えて実務的な観点を取り入れながら解説していきます。
2.実践編
実践編については、3種類のオリジナルレジュメに従って、他資格の論文式問題全6問を解きながら、基礎編で学習した記述式解答プロセスに従って解説していきます。併せて、A・B+ランクの重要知識の整理をしますので、民法の学習から遠ざかっている受験生はこの機会にしっかり復習して欲しいと思います。
なお、問題冊子は各問題の冒頭のテーマ・論点を消したものを提供しますので、実践編を受講する前の予習として各問題を一読し、テーマ・論点を検討しておくことをお勧めします(講義の冒頭でも同様のアナウンスをしております)。
全6問中、難問も少し含まれていますが、こうした難問にもどう向き合えばよいのかについて解説しております。
実践編での問題演習を通じて記述式解答プロセスをしっかりマスターしていただき、記述式問題を1問当たり10〜15分で解ける訓練を積み重ねていきましょう!
(参考)
①対談シリーズ動画
山田斉明先生との対談シリーズについて、本文で取り上げたもの以外も動画配信中です。
勉強法は知識と両輪をなすものだと考えていますので、日頃の勉強法にお悩みの受験生は視聴していただけますと幸いです。
第1弾(テーマ:合格戦略の立て方)
第2弾(テーマ:記憶の重要性)
第3弾(テーマ:記憶術)
②本講座の紹介ブログ
山田斉明先生のブログでも、本講座について御案内していただきましたので、こちらも参照していただけますと幸いです。