かなり御無沙汰しておりました。
Twitterでは既に御報告していますが、受験生及び実務家(士業)に加え、漸く講師への道もスタートラインに立つことが決まりました。
人生100年時代を迎えた今、人生の後半は"生き甲斐"を最優先し、令和4年度司法書士試験に最終合格後の昨年11月末、約23年間勤務した国家公務員という職を辞して、①受験生として、②実務家(士業)として、そして③講師としての道を歩む決意をしています。
昨年末からリクルート活動を展開し、行政書士試験を受験して以来、大変お世話になっている山田斉明先生の下、御縁があってリーダーズ総合研究所の講師となります。
(リーダーズ総合研究所との関わり)
※対談シリーズ(第1弾)資料
実務家の傍ら、これからも一受験生として難関資格試験に挑み続ける所存であり、だからこそ、受験生の苦しみを理解できる講師であり続けたいというのが講師としての誓いであり、私が描く講師像でもあります。悩める受験生の皆さんの立場に立って1人でも多く合格へと導いていきたいと思います。
また、昨年12月からは一実務家として司法書士業務を熟しており、受験勉強と法律実務との連動性を意識した講義を展開したいと思っています。行政書士試験は実務とかけ離れた試験であるとの批判があることは承知していますが、一方で実務的な視点に立った出題も見受けられるので、その点を指摘しつつ、受験生の皆さんにわかりやすくお伝えしていきます。
こうした思いを胸に秘め、令和5年5月5日、5並びのこの日、ついに「1Dayゼミ(民法)」で講師デビューします。
(講座パンフレット)
(講師プロフィール)
1Dayゼミ(民法)では旧司法試験の論文式問題を取り上げます。
民法は当事者間の利害調整を図るための法規範なので、事例問題を解く際は必ず2人以上の言い分の対立が存在します。そのため、出題者が求める当事者の言い分に基づいて法律構成しなければならないのであって、単に記憶した判例を吐き出すだけでは正解できません。
例えば、平成30年度行政書士試験問題45はAの立場で解答すべきところ、出題者の誘導があるので難易度は下がりますが、それでも受験生が苦戦しているのは利害調整についての理解が不十分だからであろうと考えています。
また、ゼミは講師と受講生が双方向で向き合えるのが大きな特徴なので、受講生との対話を通じ、事例問題へのアプローチの仕方をしっかりお伝えしていきたいと思います。
講師の問に対して最初から完璧に答えることは難しいですが、何とか知識を捻り出そうとする努力はやがて大きな成果となりますからね。
リーダーズ総合研究所と業務提携している辰巳法律研究所において既に講座案内も始まっています。山田斉明先生とも相談し、他資格の受験生も参加可能となりましたので、民法の事例問題が苦手な受験生の皆さんは本ゼミに参加しませんか。
(講座案内&お申込み)
なお、講師デビューに先立って、山田斉明先生との対談シリーズ「合格への心技体」をYouTube配信しております。手前味噌ですが資料もしっかり作り込んでおり、充実した内容となっています。
視聴回数も1000回を超えており、行政書士試験の受験生を中心に、多くの受験生が視聴されているようですね。
(対談シリーズ第1弾)
テーマ:自己分析を踏まえた合格戦略の立て方
(対談シリーズ第2弾)
テーマ:記憶の重要性
(対談シリーズ第3弾)
テーマ:記憶術
本対談シリーズにおいて、私は"行政書士試験合格者"の立場で発言していますが、これまでの受験経験で身につけた勉強法を惜しみなく披露していますので、勉強法にお悩みの皆さんにおかれましては、ぜひ御覧になって下さい。
こうして、いよいよ講師への道も歩み始めることになりました。
一方、受験生として、令和5年度は、
①8月に社会保険労務士試験
②11月にマンション管理士試験
③1月に2級FP技能検定(+AFP)、の3つを受験したいと考えています。最近は仕事にかまけて少し停滞気味ですが、これからしっかり巻き返していきたいですね。
更には実務家として、昨年12月から埼玉県内の司法書士事務所での勤務が始まり、相続(遺産分割)、株式会社設立、相続放棄、抵当権抹消などの業務を任され、まだまだ苦戦していますが、少しずつ熟せるようになってもきています。
当面は実務家として、また講師としての活動を展開しつつ、受験生としてもしっかり"道"を築いていきたいと思います‼️