面接していて思うこと | かんがえる蛙

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さぶい・・今朝はそんな気温でした。午前の打合せと午後の関与先訪問とでは服装も変わるような気温差。冬はあまり好きではないですが、寒いなら寒い、暑いなら暑い、と温度はそろそろ安定して欲しいところです。

さて、今秋は今春よりも関与先の面接を行うことが圧倒的に多い気がします。そして、秋採用の概念も数年前よりも変化してきているように思います。混乱する就職マーケットですが、明らかに通年化が進んできているのだといえます。採用する企業側は効果的な情報発信は益々求められる採用戦略になるのです。情報は学生に届かないとエントリーしてくれないのです。

私は面接はほとんどの場合、レクチャーもしくは同席~選考という形で参加しています。考えや思いよりも、行動や実績をどんどん話してもらうことで、各社の基準に鑑みていただく形です。限られた時間で最大限のデータがとれるようひとりひとりに対してインタビュー計画を立てています。

行動や実績はその内容云々よりも、取り組み内容が主体的で深いかを見ています。台本を暗記してくる方も未だ多いですが、事前に準備してうまくいくことはないと思います。質問は想定するよりも深いところを行うからです。うまく受け答えする事を重視していません。ですから、しっかり打ち込んでいることのある人は強さを発揮します。そもそも社会に出てから「予定調和」なんてあまりないですし、助けがいつでも近くにあるとも限りません。クリエイティブさやトラブル対処や検証・改善による成長は「行動習慣」とも言えます。ことの大小に関わらず、いつも能動的かつ柔軟に取り組めているかが大切なところ。

今年出会う学生の方で印象的なのは、自然とそういう経験をする機会は益々減ってきている(便利さゆえに)ということ。したがって、その機会をどんな形でも積極的に創出しに行っている人が頭ひとつリードです。ゼミなどの学業はもちろんのこと、部活やサークル、アルバイト、ボランティアなどなんでもいいのですが、「真剣に」やった経験のある方は話す事がどんどんあります。社会人基礎力の「考え抜く」「一歩踏み出す」「チームで働く」の3つをとっても、それぞれヒアリングすればその深さがわかります。レクチャーやマニュアルも大切ですが、学生といえども「どのように生きているか?」は数百倍大切だと言えます。あんまり正解などを求めてはいけません。結果がすべて現実なのです。そこから次に何をするか?その連続が社会人生活と言えるでしょう。

「そんな大それた経験がありません」と思う人もいると思いますが、大それているかどうかよりもいかに打ち込んで深い経験をして、それが自分の形成に役だっているかが大切なのです。

面接される側も大変だと思います。よく面接官の方にレクチャーする時に「人生の中で数えるほどしか経験しない面接と言う特別な場面に学生は対峙している事をご理解ください」と申し上げます。しかし、面接する側はもっと大変なのです。限られた採用人数枠の中に入れる人を決めるという責任重大な役割を担っているわけですから。いうなれば個人の人生を左右する局面に期せずして参加している。同時に組織を発展させる要素発見を担っている。

互いにプレッシャーがあるのです。でもそれくらいがちょうどいいと思います。それくらい真剣に向き合うべき数十分なのです。と、言うわけでまだまだ2012年春入社対象の面接は続きそうです。


auやるなあ!