2010年度新卒採用は景気低迷のあおりを受けてますます難しさが目立っています。活動されている皆さんは世間の話題以上に厳しさを感じていることと思います。
しかしながら、企業は大量採用の際も緊縮採用の場合も選考の着眼は同じです。いわゆる「コンピテンシー」を重視した面接が主流になっているため、付け焼刃では対応しづらいのが現状です。
ちなみにコンピテンシーとは「過去体験から予測できる未来成果」のことですが、その過去体験の大きい小さいは関係なく(つまりコンビニでアルバイトをした経験と世界一周旅行をしたという、事の大小)、その体験の中でいかなる行動をし、次の行動に活かせているか?を見られているのです。
したがって、なんとなくだらだらと毎日を過ごしたり、主体性なく環境や状況に振り回されてばかりの人は面接時に話すことがなくなってしまうということに陥ります。簡単ですがそういった体験がある人とない人であれば当然会社に入っても可能性が後者の方が高いはずです。
もちろん就職活動のためにではないですが、何かひとつでも「説明のつく完了した体験」を持っていることが一番の強みになります。なんでもよいのです。自分の好きなこと、挑戦してみたいこと、きっかけがあれば果敢に取り組んでみましょう。その本質は「自力」をつけるということにあるのですから。
では、せっぱつまった現在の四回生の方。
今から体験するのは難しいでしょう。しかしながら20年あまりの人生の中で何か継続して没頭し、今の自分を作るにおいての基盤となった経験があるはずです。幼いころの習い事、小学生時代の得意科目、中・高校生時代の部活、アルバイト、課外活動、ボランティア・・なんでもいいのです。一度ノートに書きだしてみましょう。そうすると、意外な自分のルーツや始まりがわかってきます。それを人前でプレゼンするためにはそのことの起承転結、流れのPDCAを把握しておかなければ詰まってしまいます。台本を書くのではなく、自分の体験なわけですから事実を整理して話せるようにしておけば過度な緊張もしないはずです。
お試しください。うまくいかないことあれば質問いただければ可能な限りお答えします。