フリーランス女性のための保険活用術 女性ファイナンシャルプランナールプランナーが教える “ココロに効く保険選び” -3ページ目
サービスを提供する上で
もしかしたら起きるかもしれないリスク

例えば。。。

桃看板が落ちて通行人にケガをさせてしまった
桃サロンの設備欠陥でお客様がケガをした
桃お客様の自宅にうかがい物を壊してしまった
など

事業をする中で起きてしまった事故の場合
「個人賠償責任保険」では対応できないことを
ご存知でしょうか?

自動車保険や火災保険に特約としてつけている
「個人賠償責任保険」は名前の通り
個人が他人に対して損害を与えた場合のみ
補償の対象となっています。

事業者向けの「賠償責任保険」は
お客様の業務内容に合わせて作る
オーダーメイドの保険です。

対象となる事業は
青レストランなどの飲食店
青エステやネイルなどのサロン
青ヨガなどの教室
青ベビーシッター
など、多岐にわたります。

生命保険や自動車保険などの
一般的な商品と比べると
情報が得にくいのが難点かもしれません。

ですが、事業者向けの「賠償責任保険」は
大企業に限らず、個人事業主の方でも
加入ができる商品です。

取り扱いのある保険代理店などで
見積もりを作ってもらうと良いでしょう。
モノにまつわるリスクとは
事故による経済的な損失を想定しています。

桃事務所やサロンが火災にあう
桃水漏れにより商品や設備が使えなくなる
など

思いがけない事故によって損害を被ったり
やむを得ず休業するリスクです。

もしもの場合には
事務所やサロンの復旧費用や
商品や設備を新しくそろえるなど
予定外のお金がかかってきます。

こうしたモノにまつわるリスクに
備えるのが火災保険です。

火災保険というと火事への備えという
イメージが強いかもしれませんが
青落雷、風災、雹災、雪災などの自然災害
青破裂、爆発、外からの衝突など偶然の事故
青盗難
といった幅広いリスクに対応しています。

上記が火災保険の基本的な補償ですが
この他にも事業によっては
さまざまなリスクが考えられるでしょう。

料理教室やネイルサロン、雑貨の販売など
職種や事業スタイルに合ったリスクに備えるためには

火災保険の基本補償に
必要なオプションを組み合わせることで
オーダーメイドの火災保険を設計してもらうと良いでしょう。
お料理教室やエステサロン
趣味のレッスンなど
自宅をサロンにするスタイルが
女性に人気ですね。

こうしたケースで
もしも火災が発生した場合
住宅専用の火災保険では備えきれない
リスクがあるのをご存知でしょうか。

住まいを購入した際などに加入するのは
通常は住宅専用の火災保険です。

こちらは、ご自宅(建物)と家財に
補償をつけるのが基本となります。

ところが、ご自宅をサロンにしている場合
生活に関わる家財の他にも
設備や什器、商品なども置かれているでしょう。

住宅専用の火災保険では
事業に関わるモノに関しては
ほとんどが補償の対象外となっています。

また、ご自宅が火災にあった際には
生活の立て直し費用に加えて
サロンを開くこともできませんので
休業による損失もでてきます。

ここで知っておきたいのが
事業者向けの火災保険です。

事業者向けというと法人のための
保険と思いがちですが
ご自宅をお仕事場として使っている
個人事業主の方でも加入ができます。

住宅専用の火災保険と
事業者向けの火災保険の違いの1つが
「休業損失の補償」です。

事業者向けの火災保険でしたら
火災によりサロンが開けない期間の
休業損失を補うことも可能になります。

ご自宅が火災にあうリスクは
そう高くないでしょう。

ですが、被害にあう確率は低くても
その損害は大きくなる可能性があります。

こうしたリスクには
保険による備えが適しています。

また、火災保険は火事の他にも
落雷、風災、雹災、雪災などの自然災害
青破裂、爆発、外からの衝突など偶然の事故
青盗難
といった幅広いリスクに対応しています。

一度、ご自宅の火災保険を見直し
必要があれば事業者向けの火災保険も
検討しておくと良いでしょう。
ヒトにまつわるリスクで代表的なものは
働けなくなるリスクです。

もしも、病気やケガにより働けなくなった場合
収入が途絶えるだけでなく
治療費や療養費といった支出がかさんできます。

さらに事務所を借りていたり
人を雇っている場合には
収入がない期間でも経費が発生することも。

病気やケガの時には心も不安定になるものです。

こうした状況でも、経済的な負担への備えをしておけば
お金の心配をせず治療や療養に専念できます。

費用をかけずに、こうしたリスクに備える
1番の方法は貯金です。

働けない期間でもかかる経費と生活費を計算して
半年や1年など、ご自身がある程度安心できる期間分の
お金を常にキープしておきましょう。

それが難しい場合、またはその準備が整うまでは
・所得そのものを補償する
・治療費や療養費を保障する
といった保険で備えることも可能です。
個人事業主や法人でも1人で事業を行うなど
フリーで仕事をする人が抱えるリスクは
大きく分けて次の3つです。

①ヒト
②モノ
③サービス

自宅を事務所にしていたり
経費と家計の境目があいまいだったり

プライベートと仕事の区別がつきにくいのも
こうしたフリーランスの特徴です。

会社員と共通のリスクもありますが
フリーランスならではのリスクも存在します。

さらに事業内容や資金繰り
家族構成や家計状況など
1人1人がおかれた状況や環境によっても
リスクはさまざま。

まずは、ご自身が事業を行う上で
どんなリスクが考えられるのか
もれなく洗い出しをすることが大切です。