Case 自宅サロンが休業になるリスク | フリーランス女性のための保険活用術 女性ファイナンシャルプランナールプランナーが教える “ココロに効く保険選び”
お料理教室やエステサロン
趣味のレッスンなど
自宅をサロンにするスタイルが
女性に人気ですね。

こうしたケースで
もしも火災が発生した場合
住宅専用の火災保険では備えきれない
リスクがあるのをご存知でしょうか。

住まいを購入した際などに加入するのは
通常は住宅専用の火災保険です。

こちらは、ご自宅(建物)と家財に
補償をつけるのが基本となります。

ところが、ご自宅をサロンにしている場合
生活に関わる家財の他にも
設備や什器、商品なども置かれているでしょう。

住宅専用の火災保険では
事業に関わるモノに関しては
ほとんどが補償の対象外となっています。

また、ご自宅が火災にあった際には
生活の立て直し費用に加えて
サロンを開くこともできませんので
休業による損失もでてきます。

ここで知っておきたいのが
事業者向けの火災保険です。

事業者向けというと法人のための
保険と思いがちですが
ご自宅をお仕事場として使っている
個人事業主の方でも加入ができます。

住宅専用の火災保険と
事業者向けの火災保険の違いの1つが
「休業損失の補償」です。

事業者向けの火災保険でしたら
火災によりサロンが開けない期間の
休業損失を補うことも可能になります。

ご自宅が火災にあうリスクは
そう高くないでしょう。

ですが、被害にあう確率は低くても
その損害は大きくなる可能性があります。

こうしたリスクには
保険による備えが適しています。

また、火災保険は火事の他にも
落雷、風災、雹災、雪災などの自然災害
青破裂、爆発、外からの衝突など偶然の事故
青盗難
といった幅広いリスクに対応しています。

一度、ご自宅の火災保険を見直し
必要があれば事業者向けの火災保険も
検討しておくと良いでしょう。