3日間講習/コペンの巻 その1 | Brighton 鎌倉 Essential selection

「PROVIDE 技術講習」3日間コースです

受講者の方、すでに「次世代研磨システム・Mastermind」をお使い頂いていますが「総合的に一から学びたい」との事でご依頼下さいました


研磨もケミカル洗浄も、理屈を知ると楽しくなります

ただ奥が深い…




なぜ?塗装ではロングウールバフの方が研磨力あるのに…ガラス専用バフ?

これも理屈があります、理解すると「何故?PVD-G03をキッチンペーパーで使用する案内なのか」も納得です

コンパウンドとバフが「粗い=削れる」ではなく、この業界からは知らされる事がなかったさらに先へと踏み込んだ「研磨スタイル」でもあります


水研ぎよりも安定し、研磨状況をリアルに確認出来る「ドライサンディング」

各工程を確実に


ホイール洗浄の手順、ちょっとした事で「リスク回避」できます




通常洗浄では落としきれない頑固な汚れも…撫でるだけ




ホイールの後は、ボディ際箇所の洗浄です


黒いボディの講習車両の次は…経験の問題ではなく、環境と理解力で施工難易度が変わる「シルバー」です

黒ずみがたくさんあった「コペン」を用意致しました(かわいいですね、夜チラッと見たらどっちが前かわかりませんでした)笑


目立つのは「WAXカス」あちこちの際にたくさん…


どのケミカルとどのツールを使うか…そして、どの順番で除去していくかがポイント








錆び染み


発生源箇所周辺の奥は若干錆色が見えますが「PVD-A06」で撫でただけです


際箇所の洗浄が終わったら、ボディ全体の「スケール含む付着異物」を徹底的に除去します




スッピンボディになったら、マスキングしながら


状態を確認






パッと見はキズが目立たない「シルバー」なので、パッと見でなくてもハッキリキズが確認出来る「環境」が必要です

・見えなければ、簡単にキレイになると思うシルバー

・見えれば、逆に手間がかかると思うシルバー

見えるか見えないで感じ方が大きく違います




次回は「研磨開始」です
続く