親が子どもにできること | 名古屋パーソナルカラー診断・22テイストファッション診断・カラーセラピー

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カラー各種プロ養成講座と22テイストファッションアドバイザー養成講座もおこなっているサロン&スクールです。

ネームカウンセラーの渡辺愛理です



カウンセラーをしていて、よく相談されることは、


「家族(友人)が落ち込んでいて、何とかしてあげたいのですが、どう接したらいいですか?」


「家族(友人)のためになることをいつも考えて行動しているのに、疎んじられてしまいます。」


というお悩み。



とても家族(友人)思いで、優しい方が多いのですが、


それが過ぎてしまうと、


「家族(友人)のためにこんなにしているのに、なんで私ばかりこんな思いをしなくてはいけないのでしょうか・・・」


というお悩みに変わってきます。



人のため・・・


とても美しい精神ですが、


それはほんとに人のためになっているのでしょうか?


「何とかしてあげなきゃ・・・」


という気持ちの裏には、


「自分のほうが優れているから、私が何とかしないと相手は何もできない」


という気持ちが隠れていませんか?


そして、人はその気持ちの裏を、ものすごい嗅覚で察します。


人のコミュニケーション能力はすごい!



交流分析という心理学では、このことを


「ディスカウント=値引き」


と呼んでいます。



「ディスカウント」をされることは、人の尊厳を傷つけることです。


なので、自分では親切をしているつもりでも、


相手は嫌な気持ちになり、怒ることもあります。



自分が親切でしたつもりなのに、相手にすごい剣幕で怒られてしまったとき・・・


特に、思春期の子どもはこんなことがよくあります。


お母さんは、いつまでも小さい子供のつもりで、


「あれはしたの?これは?」


と口出ししすぎると怒る心理はそういうことなのです。



ひどい話では、中学校の男の子に対して車で出かけるときに、お母さんが


「おしっこはしたの?」


と他の人の前で言ったそうで・・・



もう幼稚園児ではないのに、おしっこの世話までされたら、


子どもはキレて当たり前です。



私も、それは親心・・・と長い間思って、その親心を子どもに押し付けてきて、


そのたびに子どもに怒られてきたので、偉そうなことは言えませんが、


「転ばぬ先の杖」


は、いらないのだと、カウンセラーの仕事をするようになって、ほんとによくわかるようになりました。



転んで、失敗して、痛い思いをして、


そして、人は成長するのだと。


それを口出ししたくても、ぐっとこらえて、見守るのが親なのだと。



なかなかできないことも多いのですが、


毎日注意しながら子育てをしていこうと思います。