ネームカウンセラーの渡辺愛理です。
昨日、友人に誘われてコンサートに行ってきました。
ソプラニスタ 岡本知高さん
男性でありながら、女性ソプラノの声を持つ岡本さん。
すばらしい歌声だけでなく、その奇抜な衣装と、楽しいキャラクターで、テレビでも何度も取り上げられています。
その岡本さんが、愛知県の碧南市芸術文化ホールにやってきました。
私もわざわざ名古屋から、電車を乗り継いで、碧南まで行きました。
彼の歌声は、知らぬうちに聞いている方がほとんどでしょう。
テレビ放映されるフィギュアスケートのオープニング曲の
「ボレロ」
は、岡本さんが歌っているのだそうで・・・(私もはじめて知りました)
バロック時代、教会に女性が入れなかったときに、
特別な手術によって女性の声を出す男性
ーカストラートー
によって歌われた宗教音楽が、
天性の男性ソプラノ歌手である、岡本さんによって、現代によみがえります。
まさに、奇跡の歌声。
天から受け賜った奇跡。
女性の声と、男性の筋力、肺活量で、世界でも類を見ないその歌声は、
聞くものを魅了します。
そのほか、クラシック、日本の唱歌、オペラ、ポップス・・・
おまけに、観客の発声練習まであり、
幅広いジャンルで、楽しませ、感動させてくれました。
そして、岡本さんのもうひとつの魅力が、その衣装。
アンコールも含め、3着の衣装を披露し、(写真のものも含めて)
観衆の目も楽しませてくれました。
特に感動的だったのが、
「アベ・マリア」
昔、歌は祈りであったとの解説どおり、
その歌声には、震災でなくなった方への鎮魂と、祈りがきっと込められていたのでしょう。
聞くものを感動させずにはいられませんでした。
そして、最後の
「トゥーランドット」
鳥肌が立つくらい、すばらしい歌声でした。
碧南市の芸術文化ホールは、サントリーホールを作った人と同じ人の設計だそうで、
小さいけれど、とても音響が良く、内装もすてきです。
こんなところに、こんなステキなホールがあり、
こんなステキなコンサートをやっているなんて今まで知りませんでした。
コンサート前に立ち寄った、ホールの隣にある、
レストラン&喫茶「仔馬」のランチ
ハンバーグが、レトルトっぽい作り物ではなく、
そこで手作りした感じのもので、おいしかったですよ。
来年も岡本さんが碧南にいらっしゃったら、
ぜひぜひ聞きに行きたいです。