「モノがあるから幸せ」
先日、イベントの打ち合わせがありました。
その際、主催するシニア(70代)世代の方々と雑談になり、
「モノがあるのが、豊かで幸せなのよ。」
「昔は、モノがなかった。不安だった。
今は、モノがあるから安心。」
60代の私にとっては、直球がバン!ときた感じ。
70代でもそうなんですね!
さらに、親と子世代の意識の差についても。
親と子の意識の差
「親からすると、子供のモノは自分達で片付けて欲しい。」
「うちは、子供達が家にアルバムを残していて、『全部捨てて』って言うのよ。
親が捨てられるわけないじゃない(笑)」
「何を考えているんだろう!」
「実家は物置なのかね!」
70代の主催者側のお話は、キーワード満載!
全部取り込むだけで、セミナーが5本作れそう。
お困りごとですら、イキイキ、ありあり、楽しそうに語られていきます。
会話自体を楽しんでいらっしゃる!
全てが笑って締め括られる、素敵な時間でした。
親も子もお互いが心配、なのにすれ違っている
みんなが幸せになりたいのに、摩擦になっているのが、世代の価値観の差。
特に親子間。
身近すぎて甘えや油断もあって、「自分自身も老いていく」意識が欠如してしまうように思います。
子世代からのお話を伺うことも多い私には、「こんなにすれ違っている!」と感じることも多くて・・・。
それを、これからセミナーにまとめます。
10月の講演でのテーマは、
主催者側の70代にとっては「遺品整理」を連想するでしょうか?
主催者側の子世代にとっては、「親が元気なうちに自分でやってほしい」ことかもしれませんね。
シニア当事者が企画する「ねりま終活フェスタ」
2024年10月14日に、
練馬駅前のココネリホールで開催される「ねりま終活フェスタ」
主催は、練馬区内のシニアを中心としたNPO団体や地域連携団体。
区が後押しをして、多数の団体、企業様が協賛しています。
私は、午前の講演のご依頼を受けています。
さらに、傾聴できる生前整理のアドバイザーを今募っていて、ご相談ブースも設けさせていただくつもり
当事者が主体となって自治体を動かし、大きな催しにするというのが、わが練馬区の良さ。
良識ある市民の活動が根付いています。
親も子も長生きをする時代
喜ばしい反面、実際は、受け止めきれないこともあるのかもしれない。
心配事を、あらかじめわかって、準備した上で、身近な社会が受け止めてくれたらもっと良くなるだろう。
困りごとは、話して、聞いて、最後は笑い合う・・そんな時間も持ちたいと思います。