久しぶりに書かせて頂きます。 今回は「デンタルエステ」についてです。
私の場合ですが、正直申しまして「デンタルエステ」に対しまして、果たして歯科医院でやるべき行為なのかな??っと、少し前までは、やや否定的な考えと偏見を持っていました。
ただ、最近注目をされている分野である事と、当院のメインターゲットであります、若いお母様方にアピール出来るという点で、食わず嫌いはいけません (←大事)ので取りあえずインターネットを使って、ホームページやブログ等で色々と調べてみました。
すると、なかなかしっかりと勉強されて居て、きちんと体系化した研修システムを構築されて居る先生もおられ、また、当院の女性スタッフに聞いても非常に興味を示し、「是非勉強して自院に導入したい」との熱い意見を頂きましたので、「じゃ、やってみましょ~!
」という事になりました。
まずは、当院の歯科衛生士さんの専用個室をちょっとDIYで模様替えしまして、ブラインドのカラー・インテリア小物・照明器具・音楽・香り・観葉植物(造花)‥でちょっとバリのエステをイメージした部屋にモデルチェンジ致しました。
↑before (それなりに清潔感が有り良いのですが、治療用チェアーとの差別化が出来ていませんでした。)
取りあえず、せっかくスタッフがやる気になったのですから即実行するのです失敗に終わっても良いぞ(許すぞ)という心構えと、予算は10万円でいつでも元に復元できる様に、の二点に気をつけて模様替えを実施致しました。
↑after (室内の照明の色を温かみのある、暖色系の色のランプに交換しました。奥のも新調し、バリの写真を選んでスタッフが12枚入れてくれました
。台の上の照明器具は、私が近所のアジアン雑貨のお店で買って来たものです
。)
↑after (ブラインドは、ダークブラウンで近くで見ると木目調です。ポスター類は全て撤去し、左側の壁はバリのドットアートと呼ばれる絵画に交換。また、チェアーのヘッドレスト部にスピーカーを仕込み、他の診療室とは異なるリラクゼーションミュージックが流れます。)
また、患者さんのチェアーを倒した時に最も目につきます照明器具も、元はモダンな物でしたがこれにDIYで、和紙のシェードをつけて光を柔らかくしました。
↑元の照明器具と改造後の照明器具です。ランプの色温度を変え、やや繊維の荒い和紙を照明器具の周囲のスチールの枠にシート状磁石で貼りました。
たったこれだけで、印象はがらりと変わりました。
まだまだ、リフォームも途中ですので細かい部分をこれから煮詰めて行く予定です。また、スタッフにもデンタルエステの技術をしっかりと身につけてもらってから、患者さんに告知したいと思っています。
楽しみながら、頑張って完成させたいと思います。いずれは、「デンタルエステ」が当院の売りの一つに育ってくれれば最高で~す