こんばんは!
進学塾ブリッジの今村です。
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昨日、新高1について記事で書きましたが、音声でもお話をしました通り本日はその続きを書いていこうと思います。
もう少し具体的に「何をすればいいのか?(しているのか?)」というところを書いていきたいなと思います。現在塾に通われていらっしゃる方は、指示に従って勉強されれば良いと思いますので、今回はどちらかというと塾に通われていない方の参考になればいいなと思います!
では早速ですが…
英語に関しては昨日「中学内容の復習を終えて、できるのであれば高校内容の軽い予習」という話をしたと思います。
もうちょっと具体的にお伝えします。
先ず、高校受験時に模試を受験されていた方は、「英語が40点程度あるか否か(50点満点で)」が一つの判断基準になると思います。
もちろんこの模試は、相対的な学力を測ることのできる模試の話です(〇〇高校模試みたいな偏差値が偏るものはあまり意味がありません)
「40点!?高っ…」
と思われますか??40点であれば第一や北高レベルの英語力です。ですがこのくらいの得点力では「英語が本当に分かっている」とは言い難いです。
本当に身に付いていて、「使える」ところまで来ているのであれば英語は45点前後取れるはずです。逆に40点以下の点数なのであれば「何か」問題があるはずなんです。
文法なのか?文法だとしても理解がぼんやりしているのか?それとも理解はできているけれど実践力不足なのか?まぁ、私の経験則から言えば、ほぼほぼ理解した「つもり」になっているはずです。言われれば分かる、みたいな。
もし30点、35点くらいであれば恐らく中2くらいからの文法をもう一度おさらいした方が良いです。40点くらいあれば恐らくですが、中3からの文法で良いかと思いますが、私なら念のために中2も軽くやっておきます。
30点~40点程度あるのであれば「全く分からない」わけではないはずです。ですので解説系よりも解く系の問題を全体的にやっていくことをお勧めします。その中で自分が「実は理解できていない単元」をあぶり出していくのが効率的かなと思います。
もちろん、目先に受験や試験はしばらくありませんので…ここぞとばかりにじっくりやって欲しいなと思います。
それが終われば次は長文問題をゴリゴリにやっていきましょう。大学受験の時もそうなのですが、長文は「単語力」「文法力」そして「日本語力」など総合的に力が付いていないと解けません。
本来であれば、高校受験というものを通じてこのような勉強をしていて欲しいのですが…不十分だったり、正しい勉強のステップを踏めていないケースも意外とあったりするわけです。
受験が終わったからといって、特段奇をてらったことをする必要はありません。英語ができるようになるステップは非常にシンプルです。
無理に急いで高校内容の予習をする前に必ず中学内容の勉強ステップは必ず踏んでおくことを強くおススメします。
上記のどれが不足していても必ずどこかでできなくなる時がやってくるはずですので、丁寧に勉強を重ねて欲しいなと思いますよ、私は。
さて、これらの勉強をある程度しっかりこなし「長文を読み込める体力」がついたのであれば区切りを付けても良いかも知れません。
次のステップに進みましょう!そうです、高校内容の予習です。期間も数か月もあるわけではないので、「文法」と「単語」で良いと思います。
文法は私は毎年「5文型」から入ります。
要するに英語には「型」があり、大きく分けると5つに分けることができますよ
ということで…
これはつまり
英語って才能で読むのではないんですよ!!
ということです。
英語ってパターンがあるんだよ!!
ということを学ぶ大切な内容になります。
ただ、まだこの段階ではこの文型の威力を体感できるほど高校英語に触れているわけではありませんので、「価値」を体感するにはちょっと難しい時期です。
ですので学ぶ生徒が「こりゃすごい!」となるかどうかは、これまでどんな英語学習のステップを踏んできているか?に正直よります。
ということで「深い入りしたいけど、深入りし過ぎない」のが、学ぶ上でのコツかと思います。
教える先生のさじ加減一つですね。
ちょっと余談ですが
10年ちょっと前。私が独立する前の職場では、高校生に「映像授業」を導入した時期がありました。濟々黌や第一などに合格した生徒には、この時期「高1英語」の映像を購入して頂いて、塾内で見てもらって学んでもらっていました。
当時の映像授業も最初は「5文型」の動画です。
第一高校に合格した生徒がそれを見ながら勉強していたのですが…
当時アルバイトで教えていてくれた非常勤の先生が
「文型はあまり入試で出ないから、そこまで気にしなくていいよ」
と言っていたのを私は近くで聞いており、衝撃を受けたのを覚えております。(誤解の無いようにお伝えすると、非常に良い先生でしたよ)
逆です。
文型は土台の土台の土台であり、本当に英語の力を付けるためには必須です。だからどの参考書にも乗っているし、映像授業でちゃんと動画が作ってあるのです。
英語の力がある生徒ほど、文型の大切さは身に染みているはずなんです。
話は戻り…
というような分野です。
本当に英語力を付けたい生徒(ある程度の難易度の大学を目指す生徒)には必須ですが、先ほど書いた通り「文型の威力を感じるほどの内容をまだ学習していない」ため、そこまで価値を感じないはずですが
逆にその「価値」を感じるころに学んでもね…という内容です。
だいぶ話が長くなりましので、この辺にしときますが…文型をしっかり学びましょう。その後は「時制」ですね。
「現在完了/現在完了進行形」「過去形」「現在形」「未来形」は中学生の時に学んでいますので、その辺りの時制をもう少し深堀していけば、春としては十分なんじゃないかな?と思っています。
そしてそれと並行して「単語」を勉強しておきましょう。もちろん高校単語です。
北高や濟々黌は高校に入学すると英単語帳を授業でもらうことになりますが、別にこの時期として英単語帳を一冊購入しても良いと思います。
高校で英単語帳をもらったら、そちらに切り替えれば良いだけですので、1,000円前後の投資です。
色々な単語帳が世の中出回っていますが、この時期は何をしても良いです。
ただ、ざっくりですが「難関大用」「基本用」みたいに2冊出版してある単語帳に関しては、基本用にしておきましょう。難関大用は、基本用を全て覚えきっている生徒用であり、高校2年の後半や高校3年になってやる学校が多いはずです。
どうせいずれ覚えることになりますし、できるだけ覚えておいた方が単語は楽なので…春のうちにできるだけ覚えておくことをお勧めします。
長くなってしまいましたので、ここまでまとめると
〇まずは中学内容の復習。「文法」なのか「長文」なのかを見極めて復習。できるなら中2からやり直しておくのがベター。
〇長文読解を読み込むトレーニングをしておく。文法があやふやだなと感じるならすぐに文法の復習に戻る。
〇高校内容の予習。文法は「5文型」「時制」をできるところまでやれれば最低限OK。その先はどれだけでも進んでOK。
〇文法だけでなく単語も。単語は絶対に必要になるのでヒマなこの時期にできるだけやっておくと後々本当に楽。
といった感じです。
気付けば3,000文字も書いていますので…今回はこの辺にしようかなとい思いますが、書きたいことはあらかた書き尽くしましたので丁度良い感じです。
いやぁ、やっている人はやってますし、3年後なんてあっという間ですからね。ある程度のレベルの大学を受験される方は、次のライバルは全国の浪人生+高3生ですからね。どれだけ努力してもOKですよ。
むしろ、新高3になるくらいの時期に「もっと英語をやっとけば良かったなぁ…」と、必ず体感する日が来るはずなので
悪い事は言いません。騙されたと思って必死に英語を今の時期にやってみて下さい。
ということで今回はこの辺で!
また明日もお待ちしております!
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