ブライダルプロデューサーを通して結婚式を考える

ブライダル業界って中々見えにくいものです。幸せという明るいイメージが全てを隠す。私がこのブログを書こうと思ったのはブライダルプロデュース会社をやる中で色々見えてきた問題点を、包み隠さず書いておきたかったからです。

結婚式という一つの夢を壊すためのものではない。むしろ、本当に夢のような結婚式を挙げて頂く為にアドバイスが出来ればと考えた次第です。結婚式の準備段階や結婚式当日で辛い思いをしないために、結婚式を進める人に是非知っておいて頂きたいと考えました。

そういう視点で、このブログを見ていただければ幸いです。

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会場選びについて その1

ブライダルプロデューサーの視点から、結婚式へ向けた準備におけるアドバイスを紹介します。


結婚式は会場選びが全てである・・・・といっても過言ではありません。


当然、大抵のカップルがそう思い、会場選びで一番苦労されます。


1箇所だけしか見ない人は、選択肢が無い分ある意味楽かもしれません。


ただ、これだけ情報が氾濫すると、一生に一度の結婚式をするのに1箇所しか見ないという人は、むしろ少ないことでしょう。


たくさんの会場を見て、その中からベストな選択をする。誰もが考えることです。


そこで、会場選びについてのポイントをいくつか・・・・・


①天気が良い日と悪い日の両方を確認する。


最近では、窓のない宴会場というよりも、窓の多い会場が人気です。つまり、レストランやハウスウエディングなど・・・・特に挙式場所が外にある場合は、天候の悪い日を如何に想定するかがポイントです。


②フェアーの前後にもう一度会場を見る


大抵の人は、会場が行なうブライダルフェアーに出かけ会場を確認しますが、フェアーには落とし穴があります。フェアーという大きなイベントだけに会場セッティングにも力が入っています。つまり、それは通常のセッティングよりグレードアップされていることを意味するのです。


例えば、フェアー通りのセッティングをすると相当高い会場費になるわけです。一般に、会場にはプランというものがあり、費用の基準になっています。従いまして、実際の結婚式のためにセッティングをされた会場を見ることが何より重要になります。


そうしないと理想と現実のギャップが埋まらない・・・・というわけです。


自分たちの結婚式の会場セッティングは、当日にしか見れません。フェアーだけで会場を決めていると、最悪当日になってそのギャップに驚かされるという場合も出てきます。一般的には、打合せの段階である程度見えてくるものですが・・・・


それにしても、打合せをしているということは、もう既にその会場と契約しているということで、後は、費用負担をどうするかに悩まされることになるわけです。


従いまして、フェアーを見る前後にもう一度、他の方の会場セッティングがしてある会場を見て、その会場における費用などをチェックしておくと、会場を決めるのに適切な予算が立てることが出来ます。


結構手間の掛かることですが、一生に一度のプロジェクトですから、その労力を惜しんではいけないと考えます。

無責任な友達

友達は、とても大切です。そんなことは改めて言うまでも無い。


しかし、結婚式となると話は別。


きっと、女性同士お互いがライバルとなることでしょう・・・・・


誰よりも、素敵な結婚式を挙げたい。友達に差をつけたいという密かな希望があるのでは?


という状況で、友達に結婚式の内容を相談するのは、ある意味、とても危険だと思います。


相談した友達が、自分より素敵に見える結婚式を挙げようとしているのなら、何かとケチを付けたくなる。


逆に、劣るようなら褒め称える。


極端ではないまでも、少なからず心に芽生える意識ではないかと思います。


で、結婚情報誌が頼りになるわけですが・・・・・


この情報が、また当てにならない。迂闊に信じると大変なことになるわけです。


だって、結婚情報誌を作っているのは会場を含めた業者ですから、読者のためにあるのではない。


むしろ、マスコミの力を使って意識を誘導する力さえ持っている。


では、一体誰のどのような情報が確かなのか・・・・?


確かな情報を得ることが出来れば、結婚式の成功は90%は約束されると思います。


その判断をするのにこのブログが使えると思います^^


未婚のプランナー

ブライダルプランナーは未婚者の方が多いように見えます。


未婚・・・・つまり結婚式を経験していないプランナー。


それは、例えば「野球選手の経験が無い野球解説者」と同じではないか・・・・


何事も実際にやってみて分かることというのがたくさんあります。


結婚式は女性が主役でありますから、一番大切なのは新婦の気持ち。


準備から当日までの間に経験する様々な心境の変化は、経験しないと分かりません。


会場によっては「ハートフル」とか「心温まる」とか新郎・新婦の気持ちを掴もうとするコピーが横行ししていますが、その反面、平気で未婚のプランナーを雇っている。


本当に気持ちを大切にするのならば、気持ちの分かる人を配置しなくてはいけないと私は考えます。


結婚式の会場は、実に言葉が巧です。


それを見抜くのは容易なことではありませんが、気をつけて分析すると「嘘」は簡単に見抜けるのです。


エージェントとプロデュースの違い

ブライダルのプロデュースをやっている会社や人は、まだほんの一部です。


大抵はプロデュースという名前を使ったエージェント・・・・


エージェントという業務は単なる紹介業務ですから、情報さえ知っていれば誰でも出来る。


結婚式の現場を知る必要もありませんし、殆ど何の経験も必要ない。


そういうこことにプロデュースという言葉を使って欲しくないと思います。


大抵大きな看板と巨大な広告費用で謳っているプロデュース会社は単なるエージェントです。


本当にプロデュースをやろうとすれば、それを担う人材が欠かせない。


求人広告で集めるような人材では役に立たないのです。


むしろ、内容を見てヘッドハンティングするようでなければ・・・・・


そういうのを探す時間と費用を考えれば、とてもあんなに大きな看板と広告費は出せない。


まあ、大きな看板と広告費は、結局、結婚するカップルが負担させられることになるのですが・・・・


ブライダルプロデュースがどういうものか知りたい人は、このブログをご覧頂くと良いと思います^^

分業制における問題点

ブライダル業務の効率化による分業制は会場側にとって大きなメリットがありますが、結婚式を挙げる方たちにとっては全くメリットがありません。


その最大の問題点は、担当者が変わるという事。


例えば、営業担当とプランナーが違うケースもあります。


そうなると、営業マンの言っていることがプランナーに通じていないこともある。


また、結婚するお二人の思いを、二度説明しなくてはならなくなる。


そして、担当者がたくさんいればいるほど、同じ事何度も言わなくてはいけなくなるのです。


更に言えば、聞く人によって解釈が変わると、ニュアンスも変わり別のイメージが作られる。


特に多いのが、プランナーと衣裳担当者が異なるということです。


それは、殆どの場合、会場の衣装部で決めるのでなく、気に入った衣装店で決める場合が多いから

必然的にそうなるわけです。


結婚式の大きなポイントは、食事と衣裳であることは言うまでもありません。


そして、何より怖いのは、衣装店の担当者が会場を知らないという事です。


衣装については、新郎・新婦が気に入ったものを着れば済むことなのですが、会場のイメージや

装飾、花などとの関連性も大きく、そういう環境面での配慮が欠けるとせっかく選んだ衣裳が死んでしまう場合もあります。


加えて、最も重大な事は、プランナーと当日の担当者(主に会場責任者)が異なるという事です。


つまり、折角仲良くなったプランナーは、当日のお世話をしないのです。


一番緊張する、そして一番大事なときに、一番頼りたい人は傍にいない・・・・・


これでは、何のための打合せだったのか・・・・・?となる場合があります。


当日の担当者は、お二人の思いを知らない。こういう状況で、どんな結婚式ができるかといえば、前の日にやった結婚式と同じものになってしまうわけです。


このことを知るのには当日にならなければならない。この致命的ともいえる現象は、結婚式当日という後戻りできない時点でしか表に出てこないのです。


きっと、そういうことが何を意味するのかも分からないことが多いでしょう。でも、結婚式が終った時に、物足りなさが出ることは少なくないと思います。その原因がこのことにあるのです。