ブライダルプロデューサーを通して結婚式を考える -2ページ目

現場を知らないプランナー

会場の規模にもよりますが、専門会場になればなるほど現場を知らないプランナーが増える傾向にあります。特に、経験の少ない若い人に多い。


何故なら、業務の効率性を考えると分業制になるからです。


結婚式は、ご承知のように様々な分野の仕事があります。それは、結婚式の準備をすると否応無く知る事が出来る。


そして、準備段階で多くの手間が掛かるので、どうしても当日が疎かになるのです。


しかし、結婚式において一番大切なのは当日です。当日のために全ての労力を費やすのですから・・・・


当日は当日で様々な分野の仕事があります。会場セッティング、料理、配膳、進行、音響、照明、アテンド・・・・などなど。


準備に加えてこれらのことを把握するには相当な時間と労力を要するのは誰が見てもお分かりになることでしょう。


一つ一つが経験であり、本来は例えば人事異動などで全てのセクションを経験させるといった形を取ればよいのでしょうが、それでは効率が悪いのです。


従って、それぞれは常に専門性を持ち、連携を取ることが難しい。


そういうことから、現場を知らないプランナーというものがいることになるのです。


現場を知らないプランナーは実に厄介です。頭でっかちですから、常識はずれのミスをする事になる。


もちろん、こうしたことによる被害は結婚式を挙げる方たちの負担になるわけですが・・・・・


プランナーをする人は、まず配膳サービスからやるべきだと考えます。


現に、そういうプランナーも少なからず存在していますが・・・・・


現場をしっているかいないかを訪ねるのであれば、配膳サービス経験を聞くと良いかもしれません。

プランナーの研修

会場に属するプランナーがどれ位の技量を持つのか見極めるのは難しい・・・・


プランナーの技量を担当組数で宣伝している会社もありますが、それを真に受けてはいけません。


だって、該当プランナーが指名されているのではなく、単に会場の挙行組数が多いだけなのですから。


各会場とも、有能なプランナーを欲します。しかし、プランナーを育てるのは難しい。


何故なら、誰もが最初は素人だからです。


昨今では、様々な専門学校などが増え、技術を修得させる向きもありますが、そんなものは


単なる卒業証書に過ぎないのです。


常に、人を相手にする仕事ですから、マニュアルは通じません。


むしろ、下手なマニュアルを手に入れると大変なことになる。


その被害を被るのは、お客様になりますが・・・・^^;


会場におけるプランナーは忙しい。土日は、結婚式の準備や接客。


平日は、資料作成や各種手配。平日と言っても週休二日であれば3日しかありません。


こう書くとお分かりになると思いますが、スキルアップのための時間がないのです。


会場によっては、会社の経費で研修をするところもありますが、大金を掛けて研修しても


結婚退職や自己都合退職が多いので、元が取れないのです。


では、どうなっているかといえば、全ては実践研修でしかないのです。


一組一組のお客さまが練習台になっているわけです。


「お金を払ってりるのに練習台・・・・?」


従って、担当したプランナーの力量によって同じ会場でも評価が分かれることになります。


会場によっては、VIPなお客様が来ると、有能な担当者をつける。といったことが当然のように行なわれているわけです。


更に悪いことに、会場ごとにマニュアルがあったり決め事があり、他の会場では通じないことを平気でやる。


当然、他の会場を知らないのでそれが当たり前にもなるわけです。


例えば、プランナーの入れ替わりは結構激しいもので、同じ会場に勤める人は少ない。


そうすれば、各会場のマニュアルも改善されると思われるでしょうが、実はそんな力をプランナーは持っていないのです。まさに郷に入れば郷に従え・・・・・


逆に言えば、ある会社の郷が気にいらないから転職するという現実があるわけです。


そうして、各会場ごとのマニュアルは改善されること無く、守り次がれる。


もちろん、良いこともありますが悪いことのほうが多いでしょう。


その悪いことによる被害は、誰が受けるかといえば、言うまでも無く結婚式を挙げる人たちです。


その被害が致命的であれば、やがて会場はなくなってしまいますが・・・・・・


専門家に対抗するためには

素人であるカップルが、プロである会場担当者と互角に渡り合うためには、プロのサポートが欠かせません。


例えば、裁判をするのに弁護士が必要なように・・・・


見積書の内容は、適切であるのか?

自分たちのやりたい事が全部記載されているのか?

自分たちのイメージ通りの見積内容であるのか?


などなど、会場決めをするのに検討する事項はたくさん有ります。

会場によっては、契約まで意図的に説明を省くこともあります。


何故なら、きちんとやると見積もり金額が上がり、競争に負けるからです。

また、会場決定時には、決まらないことも多いからというのがあるでしょう。


従って、見積書と結婚式後に渡される請求書の金額に大きな開きが出てくるわけです。


安いと思っていた会場が、実は高い会場であった・・・・・ということも珍しくありません。


各会場における特色や金額的な比較、最終的なコストの試算など、カップルにとって重要な

ことは、一体誰が出来るのか・・・・?


これをカップルの立場で行なうが会場に属さない「ブライダルプロデューサー」の仕事になります。

こうしたブライダルプロデューサーを従えて会場に行くのと、そうでないのとはあらゆる面で大きな

開きが出ます。


それは、単にコスト面だけではなく、挙式・披露宴の内容も含め、様々なシーンで差がつくのです。


プロに対抗するには、やはりプロのサポートが欠かせない。

当然のことなのです。


後悔しない為に、本当に満足する結婚式を為せるのは、お二人の立場でサポートするブライダルプロデューサーが必要なのです。

かもねぎ

かもねぎ・・・・とは、「カモがネギ背負ってやってきた」の略。


意味:願ってもないこと、大変好都合であることにいう。(大辞林より)


結婚式を挙げようとするカップルは、会場から見るときっとそのように見えるに違いありません。


結婚式とは一つの夢であり、夢を膨らませると・・・・お金も膨らむ=儲けも大きくなる。


結婚式を挙げようとするカップルは、子どものようなものです。


いかようにでも誘導することが出来ます。そして、結婚式が一度しか経験できないことを良い事に


非常識を常識に変えることも出来るのです。


結婚式って・・・・こんなものなのか?って思う人も少なくないでしょう。


でも、二度としないから受け入れるしかない。


後は、次から次に出てくるカップルに同じ手法をとれば良い。


ある意味、こんなに簡単な商売はないのかもしれません・・・・・


素敵な結婚式とは?

結婚する誰もが素敵な結婚式を挙げたいと思っていることでしょう。


結婚式の主役はなんといっても新郎・新婦です。特に新婦がメインになります。


ステキとは、新郎・新婦がそう思えれば素敵なのかといえば、そうでもありません。


やはり、主役を観に来る観客である招待者からの評価というものが一番気になるはずです。


そこに結婚式の難しさがあるのかもしれません。


素敵な結婚式に対する招待者の評価は適正に出るのか?


そこを曖昧にするのが社交辞令・・・・・


悪い結婚式をやっても、その評価は表に出ない^^;


お祝い事ですから、嫌なことや悪いことを直接言う人は少ないのです。


常に、評価は陰で下される・・・・・表に出ない分、改善するのが難しい分野であると思います。