「おぬし、鬼役の義父らしいな」
「ほう、知っておったか」
「命は取らぬ。その代わり、覚えて追ったら、鬼役に伝えよ。『わしはおぬしの業にほかならぬ。それゆえ、かたときも離れずにいるのだ』とな」
「離れずにいて、婿をどうする気じゃ」
「いずれ、彼岸へ送ってしんぜよう」
(84頁より抜粋)
※サブタイトルの文言はなかったと思う。意味的には、これが一番近いだろう。この宿敵は”痩せ男”の面をかぶっているとあった。調べて見ると、イノウエコーポレーションのサイトに能面一覧があった。その夥しい程ある面の写真の中に怨霊系として”痩せ男”がいた。
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