坂岡真:鬼役〈二十二〉 宿敵 | 無頼庵の独り言

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 「おぬし、鬼役の義父らしいな」

 「ほう、知っておったか」

 「命は取らぬ。その代わり、覚えて追ったら、鬼役に伝えよ。『わしはおぬしの業にほかならぬ。それゆえ、かたときも離れずにいるのだ』とな」

 「離れずにいて、婿をどうする気じゃ」

 「いずれ、彼岸へ送ってしんぜよう」

(84頁より抜粋)

 

※サブタイトルの文言はなかったと思う。意味的には、これが一番近いだろう。この宿敵は”痩せ男”の面をかぶっているとあった。調べて見ると、イノウエコーポレーションのサイトに能面一覧があった。その夥しい程ある面の写真の中に怨霊系として”痩せ男”がいた。