WORDS.
貴方は何を望んでいるの?
貴方は何がしたいの?
貴方の望む私ではないの?
貴方が望む私は私なの?
その笑顔の奥に その瞳の奥に
私には届かない場所がある
優しい言葉も あたたかいその手も
全部嘘なんじゃないかって
信じていたい 信じている
その言葉が震えていたのは
もう終わりだとわかったから
WORDS.
始まりは同じのように見えても
きっとどこか不公平で
スタートラインも君と僕とじゃ違ってたんだ
100歩進んだ時に見えるものは
ひとりひとり違うもので
スタートラインがまだ僕にはすぐそこにある
目の前に広がる世界
あんなにも輝いてて かっこよく見えたんだ
足を踏み入れた瞬間 本当の姿を知った
あなたのその笑顔 君の後ろ姿 僕のいる場所
何が良くて何が悪かったのかわからないけど
千歩進んでも 憧れていた姿にはなれない
それでもまた歩いていく
そんな辛い世界を皆歩いているんだ
例え少しぐらい遅くても
歩いているだけですごいことだと思う
僕にはできそうもないから
WORDS.
「夢」
忘れたわけじゃないさ
忘れたんじゃない
言い聞かせて思い出さないようにしてきた
そうやって結局まだ覚えている
あの時のような青空
見ている場所は違っても青いまま眩しく
昔より狭く感じるような場所で
自分が自分じゃないような毎日
それが大人になることだと思っていた
「らしさ」って何だろう
考える時間もなく埋もれていく
「そんなんでいいのか」って思いながらも
結局少しずつ忘れていくんだ
忘れたわけじゃないよ
忘れたんじゃない
それよりも大事な守るものができたんだ
それでもまだかすかに覚えている
あの時と同じ月あかり
見ている場所は違っても白いまま輝く
星の数は少なくなった場所で
自分が自分じゃないような毎日
かすかに残っている夢に胸痛めて
「憧れ」に近づけず
繰り返される葛藤に悩んでる
「諦めちゃいない」って思いながらも
結局少しずつ忘れていくんだ
「それでもいいかな・・・」って思えるようになったら
きっと新たな夢に出会っている
そう信じて歩いていく