WORDS.
すこしぐらいの雨なら傘はささない僕
すこしの距離でも濡れたくない君
それでも二人は手をつないで歩いた
小さな小さなけんかを繰り返して
小さな小さな幸せ見つけていく
いつのまにか大きな大きな愛へと育つ
雨上がりに虹が見えなくても
雲の切れ間から見えた少しの光の線
その先にきっと何かあると信じている
長い雨の季節もこえていけば
青く眩しい空に夢を描いていけるから
少しずつ 少しずつ 歩いていこう
すこしくらいの言い訳も許してあげた僕
すこしの嘘もすぐに見抜く君の瞳
それでも二人は離れられずにいた
小さな小さな一歩が重なり合い
小さな小さな命が生まれていく
いつかきっと大きな大きな愛になる
雨上がりに街はオレンジに染まる
伸びるふたつの影をつなぐ赤い糸
いつかその糸が固く結ばれると信じてる
冷たい雨の季節のその先に
青く輝く空に夢を描いていけるから
少しずつ それでいい 歩いていこう
WORDS.
広いような狭い世界で繰り返す出会いと別れ
きっと辛いことのほうが多い気がする
それでもここにとどまることは許されないから
辛いとわかっていても先へ歩いていく
喜びや幸せがなかったわけじゃないけど
なぜだかその時は一瞬で 悲しみに埋もれていく
愛し愛される時間は永遠にはできない
いつか終わる 悲しみが迎えに来るから
愛し愛される時間が永遠じゃないから
少しでも続けられるように二人確かめ合った
錯覚は錯覚のまま
WORDS.
『いつか』
いつかきっと いつか必ず
そんな無責任な言葉を笑顔で繰り返す
いつかっていつだ
前向きな言葉は前を向いている人への言葉
立ち止まって泣いてうずくまる人には届かない
あなたになにがわかるの?
そんなこと言っても仕方がない
わかっていても 優しい言葉が痛くて
また鍵を閉める
いつか・・・ いつか・・・
そう信じてきた道が間違いなんじゃないかと思うと
歩けなくなった この手には何も残らずに
いつか・・・ いつか・・・
先の見えない道を進むには頼りない言葉
裏切らないとは限らないその道を
どうして皆歩いていけるの?