禅の座り方禅では、座るときに「背筋を伸ばす」と言わずに、「鼻とへそ」「耳と肩」とをまっすぐにするようにします。道元の「坐禅儀」、天台の「小止観」も同じです。 肩や首を緊張させずに、背筋が自然と伸びるのです。 「鳩尾をゆるめる」のを「上虚」と言います。 筋肉を硬直させずに、骨に運動を任せるという感じです。