昨日、私のトシの半分の(笑)Kくんと、クローズの仕事でした。
彼もお店に入って、もうすぐ1年。
クローズの時間にしか入らないし、得意なのと本人の希望で、厨房の担当が公認。
なので、ドリンクを作る仕事もその練習の時間も減るので、時間があったらいつでも出てきて練習してくれていいよ、と声はかけています。
…というと、若い子は大概、カプチーノの練習をするようになります。
ラテアート、というやつです。
お店では、ハートが描ければ、それ以上は要求されません。
が、カフェ掛け持ちする人も多いので、それ以上のものを描けるスタッフが多い。
確かに、一目で喜んで頂けるものなので、成果が実感出来易いです。
彼も、練習というと、そちらでした。
でも、昨日はほんとに久しぶりに表へ出てきて、珈琲淹れる練習をしていたのです。
ただ自分で飲みたくなっただけかもしれません。
でも、そんなささやかなことがとても嬉しうございました。
以前、お店に置いてる珈琲の中ではオルキディアがすごく好きで、なくなるかも…という危機もあったのですが、わざわざ店長になくさないで欲しいとお願いしたそうです。
なので、オルキディア淹れたのかなあ…。
声をかけようかと思ったのですが、要らぬお節介かな、と思い、少し遠目から知らぬふりをしながら、でも、嬉しいからにこにこ見守っておりました(笑)、
昨日は、全く日本語が出来ない、携帯が使えなくなった道に迷う外国の方の対応と、交番まで送り届けてくれたり、…閉店間際にそんな仕事もしてくれながら、お店に落ちていた携帯の付属品の忘れ物を、「どんな対応されたか気にもなるので、僕交番まで持って行ってきます」と、自ら届けてくれたり。
…いい子なんです。
久しぶりに、ほっこりと優しい気持ちになるお仕事時間でした。
ささやかだけれど、意外にこういうこと、いつまでも忘れないものなのです。
おそらく、彼も近いうちにここを去ります。
引き止める理由が、このお店にも私にもない。
ご迷惑をおかけしまくっているので、私と仕事するのも嫌でしょうけれど(笑)、彼との仕事の時間は毎回大事にしようと思っています。
楽しいと思えない仕事の中でも、ほんの微かにでも、…いや、意識にはならなくても、何か、…私にできることを続けてみます。
ここのスタッフは、全力で大事にする、って決めているので。
いつか、何か思い出して貰えるといいな。