何年も前からいつかそんな日がくるのだろうなと漠然と考えていたことが・・・
介護保険制度が始まったばかりの2000年頃、とにかく措置から利用契約へと移行され行政から民間へ競争性も含めた内容の展開が訪れました。
この頃の当事者の求めるもの、ニーズはとにかく今、目先の困っている事への支援、サポートを求められ、それにつられ従事者はサービスを作業として提供しがちな時期がありました。
とにかく国はこの制度を広め、知名度を高め成功させようと力を入れていました。
一方、中身がしばらくの間おいついていないままの運営事業者も多くあったと思います。
全てではありませんが、すでに顧客、ヘルパーを抱えている家政婦紹介所が法人格を取得し介護保険事業に参入したケースが特に目立ちました。
サービスを利用する側も介護とはなんぞやという視点での開始ですから求めるものの値も不明確だったでしょう。
男性が関わることすらも珍しい環境もあったかもしれません。
そして、戦後、現代のような様々な娯楽もない時代に生きてきた方達への支援。
求めるものは本当のに目先の困っていることだけしてくれたらありがたいというニーズ。
それが普通でした。
徐々に介護保険制度のあり方等も見直し、本来どうあるべきかと言う真の部分を見直す余裕が出てきた頃から全体的なレベルがアップしてきたような気がします。
そして、乱立する介護会社による不正・・・
摘発後は更に厳しく、取り締まられていく介護保険制度。
ですよね、介護保険サービスを利用していない方々からの税金でもありますから。
その頃も大きくニーズには変化は無かったかもしれないですね。
サービスの質自体は上がってきているのは目に見えましたが。
サービスの質や内容で選ばれる時代到来です。
ただ、ここで当時、疑問に感じていたことが、この業界は地味で暗いイメージが強く、集まる人材もどちらかというと控えめな方が多かった気がします。
実際、美衣音の出身校のの専攻学科でも明かにそう感じました。
もちろん、いろいろな方がいて良いのです。
しかし、垢抜けないもの足りなさが業界のイメージを打破しきれない状況もあったでしょう。
その頃、感じていたこと20年、30年後に介護を必要とされる方の中には昔、サーファーであったとかHIPHOPダンサーであったりとか、ハードロックバンドやっていたという当事者が出てくるであろと。
そこで、必要なのは時代と共に発信されるあらゆるその時々の文化への情報収集力と経験・・・
同じラインで会話する、感じ取れるグルーブ感、そんなサービスの提供の仕方。
求める方は、求めるだろうなと。
介護保険制度が始まって、15年程。。
ついに接点ありましたね!
これから、どんどん出てくるのだろうなと。。
職務上、関わる当事者に好きな音楽を聴かれました。
基本的に洋楽であると答え、ブラックミュージックが好きだと答えました。
ジャンルは?ファンク、ソウルが好きで良く聴くと答えました。
大概、これまでの15年は話が終わります。
それは、どんな音楽かと聞いてくる方はほんの一握り・・・
まず、この話題で話しが続くことはありません。
しかし、今回は、これまでとはまるで違いました。。
彼は、自分も良く聴くよと。。ソウルダンスをやっていたのだと!
まさに、キターーーーーーー
です。
新時代、到来です。
それから、その話しのみでどっぷりと心が通いました。
彼は、こんな話が出来るとは思ってもおらず目をきらめかせていました。
もちろん、自分もです。彼よりもそうでしょう。
長年、待っていたくらいのことですから(笑)
本当に興味のあることを話せる、そんな環境に満足してもらう、それが真のニーズに応えるひとつの手段であること、偶然も必要な上、簡単では決してないですよね。
ただ、考えていたことが現実に近づいている現状、これからどんどん増える、変りもんからマイノリティーという特殊な存在へと相互作用の生まれるこの快感。。
大切にしていきたいですね≧(´▽`)≦