Netflixにて放送終了ホヤホヤの韓国ドラマ「私たちのブルース」
昨日最終回を観終わりましたが、久々の心を鷲掴みにされた良いヒューマンドラマでした。
済州島が舞台のこのドラマ。
放送前からキャストの豪華さに驚き、この人たちが出るなら面白くないわけがない!と期待値もUP。
期待値が大きいドラマに限って「あれ?」と期待が大きかっただけに残念なものが多い中
「私たちのブルース」は期待値をはるかに超えて面白かった
あらすじを紹介する前に、豪華なキャストの面々ですが
左上から、イ・ビョンホン、シン・ミナ、チャ・スンウォン、イ・ジョンウン
左下から、ハン・ジミン、キム・ウビン、オム・ジョンファ
韓国ドラママニアの方ならわかると思いますが、どなたも一人で主役を貼る俳優さんばかりですよ。
特に注目は、「相続者たち」でブレイクしたキム・ウビンの出演ですね。
2017年に上咽頭癌が見つかり闘病中でしたが克服し5年ぶりのドラマ復帰となりました。
しかも、リアル恋人であるシン・ミナと共演!
ドラマ内ではキム・ウビンはハン・ジミンちゃんと恋人同士で
リアル彼女のシン・ミナのドラマ内でのお相手はイ・ビョンホン。
ドラマストーリー以外での見どころでもありました(笑)
その他にも、バイプレーヤーとしてお馴染みの方々もたくさん出演されていて。
私の大好きなこのお二人も!とっても重要な役柄です。
↓キム・ヘジャさんとコ・ドゥシムさんね。
このお二人、私個人の超お勧めドラマである「ディア マイ フレンズ」でも共演してます。
なんかディア マイ フレンズとテイストが似てるドラマだなぁって思ってたら
今回のドラマと同じ脚本家さんだそうで、納得!
歳のせいか、最近はキュンキュン系やドロドロ系よりこういうヒューマンドラマにグッとくる私です。
5年前に書いたレビューですが、「私たちのブルース」がお気に召した方は是非「ディア マイ フレンズ」もご覧になってください。
話を「私たちのブルース」に戻しますが、
どんなドラマかと言いますと
済州島のプルン村にある市場で働く人たちのそれぞれの人間ドラマを
オムニバス形式で綴っている全20話のドラマです。
オムニバスと言っても1話完結ってわけではなくて。
なんだかんだと皆が繋がっているので
その回ごとに誰かにフォーカスをあてたストーリーになっているってだけで
やはり最初から最後まで通して観てこその内容ですね。
主な登場人物は
市場で繁盛する魚屋を経営しているウニ役のイ・ジョンウンさん。
先ほど主役はいないと言いましたが、あえて言うならば彼女が主役になるのかなぁ?
ともあれ、登場人物全員と絡みのある、無くてはならない存在の役でしたね。
ウニの初恋の相手だったチャ・スンウォンが演じるハンスとのアレコレや
幼少期からの親友だったオム・ジョンファが演じるミランとの友情の話など
ウニの人間ドラマも面白かったですね。
他にも、ハン・ジミンちゃんが演じる(謎の女)イ・ヨンオクのストーリーも。
キム・ウビンとの恋愛模様もそうですが、
ずっと隠していたダウン症の双子の姉ヨンヒとのストーリーも
心を打たれました。
あと、市場の中で父親同士が犬猿の仲である高校生のカップルね。
親に内緒で付き合ってるんだけど妊娠しちゃうのよね。
(男子高校生役の子が顔や性格がもうほんとにパク・ポゴムに瓜二つで(笑)
ポゴミもどきっぷりも見どころですwww)
この二組の親子のストーリーも良しです。
で、何と言っても!
やっぱりイ・ビョンホンだよね~。
市場の中でもかなり浮いた存在のドンソク(イ・ビョンホン)。
市場で洋服を売ったり、行商をして生計をたてているのだけど
あの格好良いイ・ビョンホンが全然イケてない役なのね。
キム・ヘジャさんが演じるオクドンの息子なんだけど、複雑な幼少期を過ごしたせいで
母親のことを憎んでいてね。
近くにいるのに母親とは一切かかわらない薄情な息子なんです。
そんな母親が余命宣告をされて・・・・
最終回での親子の話は涙、涙でございました。
(つい最近実父を見送った私には少々キツイ話になりました)
悲しい話で終わる最終回なのか・・・と思いきや、
最後は全員集合で笑顔で幕を閉じ、
本当に良いドラマでした。
韓国でも14%?だかの最近では珍しい高視聴率で終わったみたいですね。
私のドラマ評価は・・・
いつも辛口な私ですが
なんと満点の星5つ~!!!
