春ははじまったばかり
海の際に建つ病院へ行きました。
ここのところ花粉症症状がやや強くでていて、ひょっとしたらラクになれるかも、という
淡い期待を胸に耳鼻科を受診しました。
30代後半くらいの男性医師が診察室で待っていました。
今までの鼻炎放浪記(耳鼻科遍歴)を話してよいものか迷いました。
いいよどむわたしに医師はどんどん今までの経緯を聞いてくれました。
薬について、症状について、アレルギーについて、などもおしえてくれました。
結論としては現状維持につとめようということになりました。
つまり、環境を変えていくしか手段はないのだということでした。
重要なのはわたし自身が納得しているかどうか。そこなのです。
いまの対処方法しかないのだ、だからわたしはベストをつくしているのだ、
そう納得して生活をするのと、こんなはずでは・・・と考えながら生活するのとでは大きく違う。
環境を変える。
たとえば違う生活を考えてみる。
どこかの会社がもしわたしを雇ってくれたとして、電車で通勤すると、
今度は通勤が負担になるかもしれない。
人数が多い場所であれば人間関係に悩むかもしれない。
仕事をまったくせずに毎日が日曜日になったとして。
精神的に不安定になるかもしれない。
誰かに必要としてほしいと強く願うようになり、自分をもてあますかもしれない。
もう、わたしは、隣の芝生が青いと思うような幼さはない。
何をしてもどう日々を暮らしても、重要なのは「わたし自身が納得しているかどうか」。
花粉症がどうした。たいしたことじゃない。そう思っていたけれど。
でも病院に行ってよかった。
医師は最後に椅子から立ち、直立不動で
「お役に立てずにすみません。でももし、また僕でお役に立てることがありましたら、いつでもいらしてください」
と頭を下げられた。
熱海の町を歩いた。
湯河原と熱海は隣町なのに、気候が違う。暑い。
空を見上げなくても晴天であることを気配で感じることができる。
道をひたすら歩いていると、ふと桜色を浴びた気がして空を見上げた。
すでに桜が咲いていた。
気持ちの良い人に会えた。
桜に会えた。
納得して明日から生活することができる。
春はこれから。はじまったばかり。
シャッターがおりるとき
どうやら昔からなにやら考え事をすることが多かったらしい。
「あっ、また。シャッターおりてる!」
よくそんなふうに注意をされました。
シャッターがおりるように外界を遮断して、わたしひとりの世界へと入りこんでいたらしい。
じつはわたし、最近よくシャッターがおりるのです。
そのとき頭の中には「アイワズボオォォォーーン」と響いております。
これでピン!ときた方は◎。なんのこと?な方は以下をごらんくださいね。
Sealのご紹介です。彼のスキンヘッドと顔に深く刻まれた傷は幼いときの全身の病のため。
この歌を聴くときはどうしてもシャッターがおりてしまうのです。♪アイワズボオォォォンーー・・・・・・・・・
Seal "A change is gonna come" → (Click!)
Enjoy! ブレッド&サーカスでした。
これが○○なんだ
これが○○なんだ、と感じさせてくれるものが、好きです。
「そうか。これがパンなんだ」
そうはじめてわたしに感じさせてくれたのはプンパニッケルのようなライ麦入りの固いパンでした。
じいんとこころにしみました。・・・・・これが、これが、パンなのね。(おいしい)
職人さんのすばらしい仕事に触れたときも「これが○○なんだ」と、
こころに響くことがあります。
この、そうかこれが、という「じいん」という感動は、もしかしたら、
ほんものに触れることができた感動なのかもしれません。
・・・・と言っておいて、なんですが。
以下はお客様からのお便りです。とってもうれしかったです、ありがとうございました。
「いままでパンは食べるものだと思っていました。でもブレッド&サーカスのパンを食べて、
そうかこれがパンなんだ。パンはたのしむものなんだ。そう思いました」
いろいろなことがあるけれど、やっぱりときに、もういいか、とあきらめかけるときもあるけれど、
毎日あきずにパンを焼いてきてよかったなあ、と家人と話した春浅いきょうの日でした。
さて、わたしが、これがスターなんだ!と強く感じる方。この方を見るとスキッとする。
今もわたしにとっての大スターです。ご一緒にたのしんでくださいね。
ありがとうございました。
パンはたのしむもの、パンをたのしみましょう、ブレッド&サーカスでした。
Diana Ross-If We Hold On Together → (Click!)





