小さい頃からやせっぽちだったけど背が高く、おしゃべりが好き。学校の行事など、舞台に立つときでもいつもニコニコしている私のことを周りの人は

「beachanって、いっつも笑ってるね。緊張しないで堂々としているよね。落ち着いているって言うか、穏やかって言うか……」

と言ってくれた。そう言われ続けてきた。だからなのか、自分でもそう思っていた。

 

 最近、テレビ番組でも健康を扱うことが多く、主に芸人さんらが検査の対象となり

「へえ~、血液検査でこんなこともわかるの?」

と思うことも多い。

 

 50歳を過ぎて、自分のこと、知らされた。自身のことだからこそ分からなかったのか。思い込みってすごい。

 

 

 

 

 

 

 お医者さんによると

「なにか予定が入ると、良くも悪くもスイッチが入って、緊張する。アドレナリン全開。それはハツカネズミがよくカラカラ回るリングに入って回しているようなもの」

だそうな。

「もちろん、先の行動を前以て考えたり、良いことはあるんですよ。でもそれが度を超えてしまうと言うか……もっと言えば、それは常に 戦闘モードのようなもの」

 

「は、はい?それって、意味なく私の頭が余計なことを考えているってことですか?」

(と、自分の心の声)

 

「10の仕事をやろうとしているのに、頼まれたり、それ以外の仕事が入ると、また10でやろうとする」

 

「結果を出してもないのに、次も引き受けようとする‥‥‥って、私、バカじゃないですか?」

(と、これまた自分の心の声)

 

「恥をかくことが苦手。失敗することが恐ろしい。なんでもきちんとやろうとする」

 

 「あ、これはわかる気がします~」

私って、とても負けず嫌いらしい。でも自分ではそんな風に思っていなくて、勝負に負けたからといって悔しがるでもなく、どうってことない。そしたら、勝負だけではなくて、人前で失敗したり、恥ずかしい思いをしたくないってことも負けず嫌いのひとつだということらしい。ここは、納得。

 

 そうして、3か月に1回程度の通院、年に1回の血液検査と心電図、で今は落ち着いている。その検査の30分前には、本を読んだり、スマホを見たりすることすらも禁じられている。それが、私の場合、検査結果に影響するみたい。

 

 痛みが悪いものでないことや、検査結果も落ち着いてきていること、

「beachanさんの場合は急激に悪化することもないでしょう」

という先生のお話。それらが、私に「安心感」を与えたようで、ピリピリ痛みは良くも悪くもなっていないが、このまま穏やかに過ごせそうな気がしている。

 

 それにしても

「自分は○○だ」

とか

「私はきっと○○タイプ」

なんて勝手に思っていたのに、人生半分以上生きてきて、

「違います」

と身体に言われたようだった。

 

 「あれもこれも頑張らなくていい」

「何にもしないでボーッとテレビを観る時間をとる(私、テレビ好きなので)」

「自分が悩んでも解決しないことは悩まない」

等々、最近は意識するようにしている。

 

 洗い物も少量なら、「あとでいいや」と思えるようになった。今日やらなくて良いことは、明日、それ以降……にできるようになった。だけど、なぁんにもしないで一日を終えると、すごく落ち込む自分は以前から変わっていない。時間を無駄にした気がする。一日の終わりに「何か」をやった自分が欲しい。

 

 それとね、私のストレス解消法、未だに見つからない。なんだろうなぁ?と思う今日この頃……。それ以前にストレスって何?ある程度のストレスは人にとって必要とも聞くし。

 

 ほら、又こんなことを考えているから、私はハツカネズミと言われちゃうんだな。

 

(一応今回で「完」ですが、又何か変化や興味深いことがあったら、綴ります)