太陽の出ている時間が1年で最も短く、夜が長い日が冬至。天文学的に決まるので、日にちはずれることもあって、今年は12月21日だそうです。
この日、かぼちゃを食べると寒い冬を乗り切ることができる、とか柚子湯に入ると風邪をひかないと言われている。ビタミンとか食物繊維とかなんちゃらとか、きちんとした理由があってのことだと聞いたが、私は詳しいことはすぐに忘れる。「先人の知恵」とひとくくりに片づけるのが得意な自分だ。
本格的な寒さはこれからやってくる。それでも私は冬至を過ぎると
「お~っ、これから昼の時間が長くなる。うれしい」
と、まるで春がやってくるような気分になる。大げさかもしれないけれど、それほど喜ぶ。反対に夏至を過ぎると急に寂しくなる。
月の美しさももいいけれど、ヒトって基本的に太陽が好きな気がする。私だけかしらん。
天体などが苦手な私だが、夏至や冬至、気温の関係を考えると、地球と太陽の距離や太陽の偉大さ(それが持つ熱量?)を感じる。
年が明けて10日もすれば
「あ!日が延びたな」
とわかるのだから自然って興味深い。私がそんなことに思いを馳せるのは、滅多にないことだ。さ、明日はかぼちゃを食べて柚子湯に入らなくちゃ。
庭で収穫した柚子、ご近所さんへおすそ分けします
過去、色々ありましたが、今では立派な柚子の木です。

