宇治茶監督の『バイオレンス・ボイジャー』見た | ブラジリィー・アン・山田の活動日記『もう少しだけマシな理由』

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バイオレンス・ボイジャー

 

『妖怪シェアハウス』でお世話になりました宇治茶監督の

長編ゲキメーション『バイオレンス・ボイジャー』を拝見しました。

 

ある少年のひと夏の濃すぎる思い出。

あの夏をきっかけに、僕の人生はなにもかも変わってしまった。

そんな少年の、悲劇でありながら、壮絶なヒーロー誕生秘話。

静止画アニメと水、火、ゲロのリアルなシズル感のコントラスト。

猿、猫、コウモリをお供する暗黒版・桃太郎ともいうべきか。

 

クラクラするほど目眩のする悪夢の連続。

デヴィッド・リンチ監督の『ブルーベルベット』を初めて見たときの衝撃。

 

宇治茶監督、ステキな悪夢をありがとう!

 

 

 

今回、真っ先に思い出したのは、『JUNK HEAD』。

両作とも、天才監督がひとりで作るキュートでダークなコアすぎる世界観が炸裂しております。